南米パタゴニアには今も恐竜が生きている!? 「世界の果て」で伝説のイケメン作家が調査した“ヤバすぎるUMA”とは!?

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イメージ画像:「Getty Images」

 ヨシルはコケのような黄緑色の毛に覆われた尻尾のない原人で、身長80センチほど。二足歩行をし、石器や短いこん棒で武装して林の中に住むが、夜になるとひとり旅の狩人のたき火のそばに来て身体を暖めるという。基本的に菜食で、野生の果物やキノコ類を食糧としているが、白い地虫なども食べるらしい。

 ヨシルが最初に目撃されたのは1886年、カレタイリゴエンという町で、地元のハウシュ族の狩人イオイが1匹のヨシルを見たというものだ。

  パラシオス神父はチャトウィンに、ヨシルはアフリカのアウストラロピテクス類より以前から生きている人類の祖先であるとし、「フエゴピテクス・パケンシス」という学名まで考えていた。

 残念ながらヨシルの目撃報告は、1928年以来絶えてないらしい。果たしてヨシルは絶滅してしまったのだろうか。それとも、パタゴニアのどこかで密かに生き延びているのだろうか。本格的な調査が望まれるところである。

参考:ブルース・チャトウィン『パタゴニア』(河出文庫)

文=羽仁礼

一般社団法人潜在科学研究所主任研究員、ASIOS創設会員、 TOCANA上席研究員、ノンフィクション作家、占星術研究家、 中東研究家、元外交官。著書に『図解 UFO (F‐Files No.14)』(新紀元社、桜井 慎太郎名義)、『世界のオカルト遺産 調べてきました』(彩図社、松岡信宏名義)ほか多数。
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