今年10月以降に南海トラフ巨大地震が起こる3つの証拠とは!? “粥占”で神々が日本人に警告した「三行半」の予言成就へ!
■「三行半」がまだ有効である根拠2:日本で大地震が多発する月
筆者のこれまでの研究によると、日本付近で大きな地震が多発する月が存在する。USGS(アメリカ地質調査所)が公開する地震データで、1900~2019年に起きたM6.0以上の地震を検索すると、下図左のように3月が151回と最も多く、次が10月で105回となっている。
次に、同期間に起きたM7.0以上の地震を抽出すると、上図右のように、3月と11月が同数の16回で最も多く、次が6月の14回となる。
東日本大震災が3月11日に起きたように、日本で起きる大地震は3月が最多で、その次は10月から11月に多くなるという傾向があるようだ。つまり、春先と秋頃だ。なぜそのようになるかは不明で今後の課題としたいが、この意味でも10月以降は大きな地震に注意が必要といえよう。
■「三行半」がまだ有効である根拠3:黒潮大蛇行に終息の兆し
黒潮大蛇行は四国から紀伊半島の南方で黒潮が大きく蛇行する現象だが、2017年8月に発生して以来、現在まで3年以上続いている。4月の記事で書いたように、気象庁によると、大蛇行の発生中には1年で最も潮位が高くなる夏から秋にかけて、東海から関東地方沿岸で潮位の上昇に伴い、浸水などの被害が生じる可能性が高くなるという。
また、『黒潮親潮ウォッチ』サイトの最新長期予測(9月23日付)によると、今後は大蛇行の渦がちぎれて大蛇行の特徴を失う可能性があり、12月以降に終息の可能性も出てくるようだ。大蛇行の強さを示す冷水面積が、12月頃に大蛇行の終息を意味する「2」まで下降する予測となっているためだ。
週に1~2回発表される長期予測では、毎回かなりの変動が見られ、次回はどうなるかわからない。ただ、最新の予測では大蛇行の終息の兆しが見られることになる。
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