【超絶興味深いUFO事件】集団「エイリアン・アブダクション事件」の真相、今年明らかに
UFO目撃事件・ケリー・ケイヒル事件の集団「エイリアン・アブダクション」の真相、今年明らかに? !
いったいこの“空白の時間”に何があったのか。この一件の数日後、ケリーはなぜか自分の腹部のヘソの下に、奇妙な三角形の傷痕があることに気づく。
この時の記憶を取り戻すために後日、夫妻は専門家による退行催眠を受けた。すると恐ろしい体験がよみがえってきたのである。
UFOはいったんは飛び去ったのだが、その後すぐに道路脇に広がる野原に着陸しているのが見えたのだ。夫妻は車を道路の脇に停めてUFOを観察しようと外に出たのだった。この時、ほかの2台の車も道の脇に車を停めてこのUFOの様子をうかがっていたという。
光り輝くUFOは三脚タイプの脚を出して地面に着陸していた。そしてUFOの中から10体ほどの“エイリアン”が出てきたのである。
近づいてくるエイリアンはまさに“グレイ”タイプで大きな頭で目も大きかった。危険を感じたケリーは夫に向かって叫んだ。
「彼らは心を持っていません! 彼らは邪悪です! 彼らは私たちを殺そうとしています!」
しかしその甲斐もむなしく、腹部に強い衝撃を受け、その後のことは催眠状態であってもどうしても思い出せないということだ。
■“アブダクティー”として一躍有名に
ケリーの“空白の時間”はエイリアン・アブダクションだったのか――。
“アブダクション事件”の多くは本人の証言のみによって語られているが、ケリーの場合、同じ体験をした夫と、当日に現場にいたほかの2台の搭乗者たちもいる。いわゆる“狂言”である可能性は低いのだ。
ケリーの“アブダクション体験”にいち早く興味を持ったのがオーストラリア・シドニーの作家でUFOの研究者、ビル・チョーカー氏だ。
チョーカー氏はさっそくケリーとコンタクトを取り、話を聞いた結果「かなり重要なケース」と判断したものの、広範囲の集中的な現地調査が必要であることを痛感することになる。
チョーカー氏は地元の超常現象研究者グループ「Phenomena Research Australia(PRA)」のディレクターであるジョン・オーキト氏と連絡を取り合いながら、新聞広告で情報提供を求めたりするなどして調査に取り組んだ。
すると例の2台の車にいた人物を割り出すことができた。その1人の女性の話はおおよそケリーの説明と一致するものだったが、驚くべきことにUFOの内部に連れ込まれ、そのままテーブルの上に仰向けに拘束され、エイリアンからボディチェックを受けたという話も語られたのだ。そしてこの女性も皮膚に奇妙な傷痕を残していた。
残るもう一台の車には弁護士が乗っており、PRAはこの人物からも詳しく話を聞いている。こうして収集・記録されたレポートは300ページにも及ぶ詳細なものであった。
チョーカー氏とPRAの調査に並行して、ケリーはメディアで取りあげられるようになり、UFO目撃とアブダクション体験をまとめた著書『Encounter』を1997年に出版する。この時期にケリーは数多くのテレビ番組に出演し、講演会に登壇して自らの奇妙な体験を公の前でスピーチしている。
“アブダクティー”として一躍有名になったケリー本人と「ケリー・ケイヒル事件」なのだが、どういうわけか1998年を境にケリーは公の場から姿を消すことになる。この事件が語られることはぱったりとなくなり、ケリー以外の2人の目撃者は最後まで公には姿を見せぬままこの事件は風化していった。PRAが作成した300ページにおよぶレポートもそのほとんどが公開されることなく“お蔵入り”になったのである。
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2024.10.02 20:00心霊UFO目撃事件・ケリー・ケイヒル事件の集団「エイリアン・アブダクション」の真相、今年明らかに? !のページです。宇宙人、UFO、エイリアン、アブダクション、仲田しんじ、グレイ、X-ファイル、ケリー・ケイヒル、退行睡眠などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで