【実録】元TV番組プロデューサーが経験した怪奇! 舞鶴の見えない神社、森で睨む女…「あぁ、これはアカンわ」
神ノ國ヲ:あぁ、それは……
O氏:ええ、そうです。「これはお祓いでもしたほうがいいのかな」と思って。あぁ、ぼくはね、とくに信じていないんですよ。こういうものって、科学的・物理的に何か説明ついちゃうものですし。ただ撮影スタッフの体調不良ですから放置はできない。そこで、知人の伝手を辿って、京都の北区のね、知る人ぞ知る霊媒師のところへ車で連れて行った。
すると、いきなりリポーターの女の子が言うんです。「玄関に入れない」「手が動かない」と。すると、中から霊媒師の方が出てきて、一目みるなり「あぁ、これはアカンわ」と言って、いきなり、かなりデカい数珠を彼女の首にかけたら、レポーターは気を失って崩れ落ちるんです。
いや、もう意味わからないですよ。ただただ驚いて、言われるまま、建物の中に入ると、今度は霊媒師がレポーターに怒鳴りつけて、手のひらで背中をバンバン叩くんです。大声で叩き続けていると、今度は、部屋全体が揺れ始めて軋む音がする。あちらこちらでラップ音が聞こえてくる。それが5分くらいですかね。
ぼくはね、テレビ屋だから、これ演出にしても一人では無理だし、準備する時間もなかったはずだし、「一体どうなってるんだ……?」と、本当に驚きました。やっぱり、何かあるのかなってね。
AD時代より数多の番組制作に携わり、「放送できない」撮影現場の裏側を知り尽くすO氏。次回は、いよいよ、O氏自身の身辺に起きた不可思議なことについて明かされる。果たして、一体何が語られるのか。乞うご期待!
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2024.10.02 20:00心霊【実録】元TV番組プロデューサーが経験した怪奇! 舞鶴の見えない神社、森で睨む女…「あぁ、これはアカンわ」のページです。呪い、憑依、テレビ局、お祓いなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで