ひかりの輪・上祐史浩がトランプを危険視する理由! 「麻原と同じパターン…」バイデン大統領就任後の世界も予言!
■実はすべて「トランプ個人の精神的問題」かも
――なるほど。最後に読者に伝えたいことはありますか?
上祐 最後に、敗北を認めないトランプ氏の頑な姿勢の原因について考えてみたいと思います。一般には、彼を熱狂的に支持する陰謀論を信じる人々の気持ちをつなぎとめ、今後の政治的な影響力を確保するためという憶測が多いようです。しかし、それが合理的な損得勘定ではなく、トランプ氏の精神的問題によるものである可能性も心配しなければなりません。
一部の精神医学の専門家グループが、トランプ氏に「病的自己愛」と「ソシオパス」の特徴があり、「大統領としては危険である」と警告する発表をしています。トランプ氏の姪であり臨床心理士でもあるメアリー・トランプ氏の告白によれば、その背景には、父親からの「勝つためには何でもする」という勝利絶対主義的な教育があるそうです。
そして、敗北を認めない姿勢の理由に、幼い頃からの信仰が影響しているとの見方もあります。トランプ氏は、キリスト教・カルヴァン派ですが、礼拝に通っていた教会の牧師の考え方が、トランプ家の教育と同じで、「たとえ規則に反しても勝利を求め、決してあきらめない」ことであり、その結果、トランプ氏は自己予言の成就の人生を歩むようになったという指摘もあります。
同じくカルヴァン派の佐藤優氏(元外務省主任分析官)によれば、カルヴァン派は、「神に選ばれる人は生前にあらかじめ定められている」「どんな試練にあっても最後には勝利することが決まっている」と考えるため、(精神的に)ものすごく強いが、その代わり負けを認めず反省しない特徴があるそうです。そして、トランプ氏は「自分は神様に選ばれたときっと思っている」「そのマイナスの面が出ていることを感じます」と指摘しています。
自分が選ばれた存在だと確信し、勝利のためには手段を択ばず、自己予言の人生を歩む人。そう聞くと、また昔を思い出さざるを得ません。そういうタイプの人は、初めの勢いの良い時は、非常に多くの人を魅了しますが、失敗にぶち当たっても反省・譲歩することができず、場合によっては、そのまま自滅的な道を歩み続け、崩壊する可能性もあるため心配です。トランプ氏がそのような人でないことを祈りたいと思います。
――ありがとうございました!
選挙結果が出たにもかかわらず混迷を深める米大統領選挙だが、人々が陰謀論を乗り越え、バイデン大統領と菅政権がより良き日米関係を築くとともに世界が平和であることを願う。
~おわり~
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2024.10.02 20:00心霊ひかりの輪・上祐史浩がトランプを危険視する理由! 「麻原と同じパターン…」バイデン大統領就任後の世界も予言!のページです。オウム真理教、ドナルド・トランプ、ひかりの輪、上祐史浩、日米同盟、米大統領選挙、ジョー・バイデン、不正選挙、恩赦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで