トランプ大統領が「逆転」するシナリオは2つ! 勝つ確率はかなり高い、ナンシー・ペロシも…! ジェームズ斉藤解説
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──ジェームズさん! 大統領選はどうなってるんですか!! 票集計システムDominionの不正の証拠ってあるんですか!! トランプ側のシドニー・パウエル弁護士は証拠をどの程度持っているんですか!!
ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ) いやいや、いきなりたくさん質問しないでください(笑)。私がトランプ関係者から直接聞いた話ですと、かなり掴んでいるということでした。ただし、それは完全なるハッタリの可能性もあります。
──えっ!? ハッタリもあるんですか!?
ジェームズ ただし、パウエルはバリバリの連邦検察上がりで、過去の輝かしい業績からするとハッタリは考えにくいです。いずれにせよ、一つ言えることはトランプ側は勝利に自信を持っています。というのも、トランプ側は証拠を持っていると主張していますが、まだ公表していません。なぜなら公表すること自体にはあまり意味がないからです。この不正疑惑が存在するだけで、トランプ側には勝算があります。
──疑惑の存在自体に勝算ですか?
ジェームズ その理由をこれから説明しましょう。そもそもトランプ側は選挙に勝つ気がありません。彼らは選挙自体をフェイクと断罪し、米国憲法修正第12条を盾に、「憲法に裏付けされた再選」を目指しています。具体的には、選挙に疑惑が存在することにより、12月の選挙人投票に影響が出ます。
ここで修正第12条(※)を参考にすると、二通りのシナリオが可能です。第1のシナリオでは、選挙人投票後、選挙人たちは各州の選挙人団が選出した大統領候補を記した証書を議会に送ります。しかし、ミシガン州のように疑惑があると、共和党の選挙人はトランプ、民主党の選挙人はバイデンのように、州知事の署名無しに、それぞれバラバラの証書を送りつけることが可能性としてあります。その証書を受け取るのは上院議長を務める副大統領職の人間です。つまり、トランプ派のペンス副大統領です。ペンスは民主党側からの証書を拒否する権限があります。すると2021年1月6日に開催される連邦議会の両院合同会議でトランプが大統領として承認されます。
※「選挙人は、その投票において大統領として投票する者を指名し、別の投票において副大統領として投票する者を指名する。また選挙人は、大統領として投票されたすべての者あるいは副大統領として投票されたすべての者の表ならびに各人の得票数の表を作成し、これらの表に署名し証明した上、封印をして上院議長に宛て、合衆国政府の所在地に送付しなければならない。
上院議長は、上下両院議員出席の下に、すべての証書を開封し、次いで投票が計算される」(アメリカ合衆国憲法修正第12条)→上院議長は合衆国副大統領が兼任することが憲法で定められているため、現在の上院議長はマイク・ペンス副大統領。
──そんなルールがあったんですね! それなら確かにトランプが勝ちますね。
ジェームズ はい。しかし、第1のシナリオが崩壊しても、もう一つシナリオがあります。選挙人投票で、どちらも270人の選挙人を確保できない時は、下院で「一州一票」の原則で大統領が選ばれます。支持する州の数では圧倒的にトランプのほうが多いですから、これが行われた際もトランプが勝ちます。しかも今年の9月時点でトランプ大統領本人が「一州一票」下院投票方式に言及し、それで勝つと言っていました。
「大統領の選任に際して、各州の下院議員団は一票を有するものとし、投票は州を単位として行う。この目的のための定足数は、全州の三分の二の州から一名またはそれ以上の議員が出席することによって成立し、また選任のためには全州の過半数が必要である」(アメリカ合衆国憲法修正第12条)
→過半数の26票を争う。米下院は人数で見れば民主党が過半数だが、州ごとに見ると共和党多数26〜27州、民主党多数20州、同数3州であるため、下院による週単位の投票が行われた場合、トランプ大統領が勝利する。(米無党派主義政治情報サイト「270towin」参照)
──選挙人でどちらも270取れないことがカギだと。
ジェームズ トランプはそこに持っていきたいのですが、最終的には各州の選挙人が決めるので最後までわからないです。しかし、バイデンが270人取れたとしてもトランプが勝つ確率が高いです。その場合、さきほどお話したシナリオ1が発動します。つまり、ミシガン等不正でもめている州では、もしバイデンを選出しても、共和党側がそれを認めず、共和党側の選挙人がトランプ選出の証書を送る可能性があります。ミシガン州からは「バイデン選出」と「トランプ選出」の別々の証書が議会に送られる可能性があり、この際、上院議長のペンス副大統領がどちらを受理するか決める権限があります。
──ペンス副大統領が大統領を決めると。いままで下院議長のペロシが決めるという話ばかりで、上院議長は何をしているのかと思ったら、ここでいきなり登場ですね。
ジェームズ そこに持っていけるように、いまCIA右派ネットワークでかなり各州の選挙人と調整しているそうです。以上の二通りが米国憲法修正第12条を基にした、トランプの「大どんでん返し」のシナリオです。憲法を盾にしているので、結果に対し文句が言えません。極左はラリって暴れるぐらいしかできないでしょう。
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2024.10.02 20:00心霊トランプ大統領が「逆転」するシナリオは2つ! 勝つ確率はかなり高い、ナンシー・ペロシも…! ジェームズ斉藤解説のページです。ドナルド・トランプ、ジョー・バイデン、2020年米大統領選、シドニー・パウエルなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで