【トランプ大統領選】バー司法長官「選挙に不正ない」発言に極右ニュースがぶち切れ! 強烈な批判記事を掲載!

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画像は「getty images」より

 火曜日、米司法長官ウィリアム・バー氏が、司法省の調査の結果2020年米選挙戦で不正行為の証拠は発見されなかったと米大手通信社「AP通信」に語ったことが明らかになった。バー氏はトランプ大統領に任命されたトランプ派の人物だと見なされてきたため、右派メディアはこの“裏切り行為”に怒りを露わにしている。

 特に激烈な怒りをぶつけているのが最右派メディアの「The Gateway Pundit」だ。バー氏は「自身が完全な間抜けであることを曝け出した」と徹底的に罵倒。バー氏の裏切り発言は「The Gateway Pundit」の記事執筆者にとっても寝耳に水だったようで、「バーが確かに信頼できる人物であるという私の断定に以前我慢して下さった読者の皆様に謝罪します。懐疑的な人々は正しかった」と懺悔までしている。

 トランプ陣営の弁護士団は声明を即座に発表し、バー氏の発言は「司法省の調査とまったく異なる」と反論したが、どちらが真実を語っているのだろうか?

 バー氏はトランプ大統領の指名を受け、2018年2月14日に司法長官に任命された。2016年の米大統領選でトランプ陣営がロシアから支援されていたとする「ロシアゲート疑惑」では徹底してトランプ大統領を擁護する言動を繰り返し、熱烈なトランプ支持者だと目されてきた。

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バー氏。画像は「The Gateway Pundit」より

 ただ、これまでトランプ大統領とバー氏の関係が完全に良好だったとは言い難い。今年10月には、オバマ政権がトランプ陣営の機密情報の開示(アンマスク)を不当に行っていたとする疑惑に対し、司法省が刑事告発しなかったことについて、トランプ大統領は「バー氏に満足していない」と発言。再選後の再起用に難色を示していた。

 こうした経緯から、バー氏は再起用が期待できないトランプ政権にしがみにつくのではなく、バイデン陣営に恩を売って政権移行後の座を確保しようとしたとも考えられる。だが、そもそもバー氏はトランプ大統領が牢屋にぶち込むと宣言した民主党議員らを徹底的に調査してこなかった。もともと隠れ民主党支持者のスパイだった可能性もあるだろう。

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