世界から注目を浴びる「ラブドール秘宝館ブレードランナー祭」に潜入! イカれたオッサンの生き様を体感せよ…冬季展示情報も!
「八潮秘宝館」は、「秘宝館」という名前を冠していることから「ラブドールが展示されている秘宝館」といったイメージが先行している感がある。しかし、それはちょっと間違っている。兵頭さんの言葉を借りると、「イカれたオッサンの生き様を体感して頂き、一種の共犯関係になって頂ける世界唯一の特殊観光施設」なのだ。「一緒に祭りを盛り上げてくれるお客様は大歓迎」だと兵頭さんは語る。
兵頭さんの人形収集は20年前に遡る。葛飾区の亀有で空き地に捨てられていたマネキンを拾ったことが始まりだった。彼女を屋外に連れ出して写真を撮っていた時期もあるそうだ。その後、2004年にオリエント工業のラブドールを30万円で購入。現在、所有しているラブドールは、20体を超えている。
また、兵頭さんは彼女たちを使った写真撮影も行っている。現在進行形で撮影されているのは「戦争」にまつわる物語だ。その独自の世界観は他に類をみない。
近年、「八潮秘宝館」には外国人もやって来る。欧州、ロシア、アフリカ、北米、東南アジア、中国、韓国……。世界中の人が、埼玉の隅っこの小さな私設博物館を訪れている。そういうことも手伝ってか、グーグルで検索すると場所が簡単に表示されるようになった。ブレードランナー祭には200人以上が足を運んだ。
現在、「八潮秘宝館」では、『八潮秘宝館・秋冬の公開』が開催されている。『ブレードランナー祭』ですべてを出しきった兵頭さんは、自身を模した“人形”を展示している。「(自分は)持病を抱えているので、60歳くらいまで生きられないでしょう。やりたいことは、死ぬまでの間に全部やっていくつもりです。酒も飲めるだけ飲みますよ。ここにあるのは、自分の姿なんです。こうなりたいんですよ」と言う兵頭さん。彼が指差したところには、天を仰いで寝そべっている“屍”がいた。兵頭さんと酒を酌み交わせば、色々な話を聞くことができるだろう。25日には、生誕祭も行われる(※面白いことが起こりそうです)。「差し入れも大歓迎」ということなので、是非!!
『八潮秘宝館・秋冬の公開』
http://blog.livedoor.jp/hyodo_shasin/archives/50835990.html
開催期間:令和2年10月から令和3年1月まで
入館料:1000円
【要予約】
見学を希望される方は、右記メールアドレス([email protected])宛てに予約の連絡をお願いします。
注意事項:
・他のお客様の迷惑になりますので、公開期間中の三脚の使用は禁止させて頂きます。
(撮影は全面的に自由です。どんどん画像をネットに上げて下さい)
・取材を希望される方は事前に申請して下さい。媒体を精査した上、個別に対応させて頂きます。
・写真集、絵葉書、暗黒DVDも販売しますので、お金をたくさん持って来て下さい。
所在地:埼玉県八潮市古新田1036-2(スーパーいしかわやの前、古新田稲荷神社の裏)
グーグルで「八潮秘宝館」と検索すれば、場所が表示されます。
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
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2024.10.02 20:00心霊世界から注目を浴びる「ラブドール秘宝館ブレードランナー祭」に潜入! イカれたオッサンの生き様を体感せよ…冬季展示情報も!のページです。ブレードランナー、ラブドール、八潮秘宝館、兵頭喜貴などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで