20年前に「神の啓示」で建てられた新大久保のビルに潜入! 赤いテープで目隠し、豪華な女神像…東京媽祖廟が面白い

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――B級スポット、樹海や禁断の土地、ホームレス取材を得意とするルポライター村田らむが寄稿!

 JR大久保駅の南口を降りるとごちゃごちゃっとした通りに出る。

 焼き鳥屋さん、焼き鳥屋、ホテル、教会などが並んでいる。空を見上げると『性病科・婦人科』と書かれたでっかい電光看板が出ていた。ブレードランナー的なディストピア感あってわくわくする。

 そんなカオスな通りを歩いていると、どんでもなく鮮やかなビルが現れる。赤と金がギラギラとまばゆい、いかにも中国のお寺っぽいビルだ。

『東京 媽祖廟』

 と書かれている。

 媽祖(まそ)は中国で信じられている道教の女神だ。中国南部の湾岸部で信じられたようだが、文化大革命の時期に多くの施設は破壊され、信者は虐げられたという。

 信者と媽祖廟は台湾に渡り、信仰は残った。この施設も台湾人の手によって2013年に建てられた施設だそうだ。

 一階のドアは開けっ放しになっていて、ウエルカムなようだが、なかなか入りづらい。恐る恐る入ってみるが、中には人はいなかった。

 一階のショーケースには、お守り、線香、数珠など、なかなか興味深いグッズを売っていた。しばし見学しながら誰か来るのを待っていると、清掃道具を持った男性が奥から出てきた。見学していいですか? と尋ねると、

「どぞどぞ〜!!」

 と笑顔で言われた。

 2階に登ると、室内にはでかでかと祭壇があった。というか祭壇しかない。

 ただ、祀られているのは男性だった。媽祖は女神だから違うだろう。説明書きを読むと『関帝殿』と書かれていた。なるほど、三国志の劉備玄徳に仕えた武将の関羽を神様として祀っているのだ。他にも道教の神様、月下老人が祀られている。月下老人は「赤い糸の伝説」のモデルになったと言われる逸話を持つ神様だ。男女の足を赤い糸で結ぶ、と言われている。後で聞いた話だが、月下老人をお祈りするために来る人も少なくないという。彼氏彼女が欲しいと思う人は来たらいいかもしれない。

 かなり大きい金色の像も飾られていたのだが、なぜか赤いテープで目隠しされていた。壊れてしまったための応急処置なのかもしれないが、顔に赤いテープが巻いてあるのはかなりこわい。そしてテープからはみ出るかたちで『佛』と書いてある。むちゃくちゃヤバい能力を使えそうな像である。

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