アブダクション相談ダイヤル「AMMACH」の内容に戦慄! UFOで母に会った議員、宇宙人に遺伝子操作された主婦…!=英
■マリー
会計士のマリーは1963年から数百回ものアブダクション体験で、体中にエイリアンインプラントを施されていると訴えている。エイリアンによって遺伝子を書き換えられ、もはや自分は地球人ではないと自覚しているのである。
20代の頃に起きた最初のアブダクションでは、家のすぐそばにボール型のUFOがやって来て中に連れ込まれたのだという。
そしてUFOの中で電波を放出する機器で身体にさまざまなものを埋め込まれたというのである。そしてある日、マリーは自分の体の至る所にあるこのエイリアンインプラントを医者に診断してもらう決意をする。
最初に見せた外科医には神経線維腫症(neurofibromatosis)を疑われ、精密検査を受けるように勧められた。しかし彼女はすぐに答えを得たくて、AMMACHのオフィスを訪れた。
AMMACHのマイルズ・ジョンストン氏はエンジニアとしての顔を持ち、各種の検知機器を所有していた。磁気や電波を放出する機器でマリーの身体を検査したところ、エイリアンインプラントが存在する気配が濃厚になってくる。
さらに自分にはエイリアンの遺伝子が植え込まれているのではないかと考えるマリーは、ついにDNA検査を受けることにした。
検査結果が出る間、AMMACHのジョンストン氏はマリーに「うそ発見器テスト」を受けてみることを提案する。
提案を快く受け入れたマリーであったが、専門家によるテストの結果はマリーにはまったく受け入れられるものではなかった。うそ発見器による判定によればマリーはうそをついている可能性がかなり高かったのだ。しかし、もちろんうそ発見器の信頼性には諸説あることも事実だ。
そして話を聞くうちに、マリーの1人娘が最近自殺していたことも判明した。マリーは娘の死をそれほど悲しんでいるようには見えず、アーティスト志望だった娘は善良なエイリアンに誘拐されたのだと認識しているようだ。そして再び娘に会うことができると話している。
後にDNA検査の結果も出たのだが、マリーの遺伝子にエイリアンの痕跡は一切なく、まったく普通の人間であった。この結果にマリーは落胆している様子は見えず、「徐々に真実に近づいている」と語る。
3人のアブタクティーが物語る三者三様のアブダクション体験と日常生活の実態だが、理解するのにどれとっても一筋縄ではいきそうにない。今後、この3人に何か新たな展開が待ち受けているのだとすれば、それもまた興味深い。
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