地球の内部構造に「教科書を書き直さないといけない」レベルの新発見!地震波で判明、地球のコアに異質すぎる“第5の層”!

 地球の内部構造について、「教科書を書き直さないといけない」レベルの新発見があったという。これまでは外側から順に大きく地殻マントル外核内核と4つの層があると考えられていたが、実は内核のさらに内側に第5の層があるというのだ。英「Daily Mail」(3月4日付)が報じた。

Earth has an ‘innermost inner core’: Scientists detect signs of a hidden structure inside our planet in discovery that ‘could re-write the textbooks’ (Daily Mail)

画像は「Daily Mail」より引用


「とてもエキサイティングです。教科書を書き直さなければならないかもしれません」

 そう述べるのはオーストラリア国立大学地球科学研究学院のジョアン・スティーブンソン氏である。スティーブンソン氏らは昨年12月、専門誌「JGR Solid Earth」に論文を発表し、内核の内側、地球の中心から約650キロまでの部分に構造の変化があると明らかにした。

 地球の内部構造を簡単に説明すると、地表からおよそ深さ70キロまでが地殻と呼ばれる最外層で、その内側に深さ2890キロまでがマントル、更にその下、深さ2890〜5150キロまでは外核と呼ばれている。最も内側にあるのが内核で、深さ6370キロから中心部までは固体の鉄とニッケルで構成されていると考えられてきた。

 内核のさらに内側にもう一つ層があるのではないかという説は以前より提唱されていたが、その観測は非常に難しかった。だが今回、スティーブンソン氏らは、地震波が地球内部に伝わる時間のデータを新たなアルゴリズムで解析することで、内核の奥に存在する構造の変化を発見したのである。

画像は「Daily Mail」より引用


 スティーブンソン氏らによると、地震波のデータは内核の中に物理的性質が異なる部分があることを示しているという。それは鉄の構造の微妙な違いに起因するものであると考えられ、中心から650キロあたりが境界線だということだ。今回明らかになったのは地球の最も深い部分の構造であり、地球のコアがどのように形成されたのかを知る上で大きな手掛かりになりうる。

 データにはノイズも多いため更なる解析が必要だというが、スティーブンソン氏らは研究結果に自信を持っている。地球内部の構造がより詳しくわかってくれば、地震や火山活動についてもさらに理解が深まる。地震大国日本にとっても、ある意味重要な発見と言えるのかもしれない。

参考:「Daily Mail」「JGR Solid Earth」ほか

編集部

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