驚くべき予知夢の全貌と、予知夢を見るための「3ステップ」とは？ 就寝後に”未来”に到達！

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■予知夢を見るための3つのステップ

　記事と新著の中でワーゴ氏は読者に”ドリームワーカー”になることを勧めている。ドリームワーカーとは予知夢に気づける者であり、ある種の”タイムトラベラー”でもある。ドリームワーカーになるには次の3つのステップがあるという。

1：目覚めたときに思い出せる夢をすべて書き出す。

2：夢の中のそれぞれ詳細について簡単に自由連想し、夢の物語と一緒にそれらの連想させる物事を書き留める。

3：1日の終わりに、少なくとも過去数日間の最近の夢の記録を1、2分かけて再確認する。

　1と2はすぐに納得がいくステップだと思うが、なぜ3を行うのかは、夢の一部はその後の人生の経験に関連していることを明らかにするためのプロセスであるということだ。

　予知夢の多くは差し迫ったものであるという。大抵の場合、目覚めて数時間後から数日後の未来である。

　またワーゴ氏が「カレンダー共鳴」と呼んでいる現象もあるという。それは前出の”911″の件のように、同じ日のちょうど1年後や数年後の未来であるというのだ。

　ワーゴ氏は予知夢の内容は出来事ではなく、あくまでも経験であるという。そして予知は記憶と何ら変わることはないということだ。過去を振り返るように、”未来を思い出す”体験になるのだ。

　ツインタワーが倒壊する光景を夢で見たとすればわかりやすいが、予知夢の内容は出来事ではなく経験であるということは、何らかの象徴的な形で示されることもあるという。その場合、2番目のステップの自由連想が鍵となる。夢の要素が何を思い起こさせるのか自問自答することで予知夢を”解読”することができるのである。さらに夢の中のシンクロニシティ（共時性）にも敏感に気づかなくてはならない。

　ワーゴ氏によれば自分の人生のすべてを予知夢であらかじめ知ることができるという。将来の経験はすでに頭の中でコード化されており、現在の自分が過去の自分に今も影響を及ぼしているという。未来が予知夢として現在の自分に影響を及ぼすように、現在が過去の自分に影響を及ぼしているのだ。

　予知夢を見て解読することはきわめてエキサイティングなことであり、ぜひともドリームワーカーになることを目指してほしいということだ。さっそく今日の夜から枕元にメモとペンを置いてみてもいいのかもしれない。

参考：「The Nightshirt」、「Inner Traditions」ほか

文＝仲田しんじ

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