【星出彰彦さん】スペースXの宇宙船をUFOがニアミスしていたと発覚! 謎のエラー、映像遮断… 宇宙人が監視か!(映像アリ)

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「Daily Mail」の記事より

 スペースデブリとは地球の軌道に廃棄された、機能しなくなった人工衛星、宇宙望遠鏡、ロケットやその破片のことで、数を増やしながら散らばっているため、宇宙飛行士、エンジニア、天文学者にとって近年ますます懸念材料になってきている。

 軌道上にはそのような金属片が何千もあり、小石から自動車サイズまでさまざまな大きさがある。しかし、これまでのスペースX社のミッションでは一度もスペースデブリによって危険にさらされたことはない。スペースX社の前の2つの打ち上げである「Demo-2」と「Crew-1」では、今回のようなトラブルはいっさいなかった。

 今回はスペースX社のISSへの3回目の有人飛行で、イーロン・マスク氏が目論む月と火星への進出計画の重要な部分を占めている。一度使用したロケットとカプセルの再利用が成功したこと、その意味はきわめて大きいのだ。

 ちなみに今回のドラゴン2は昨年5月のスペースX社の初の有人打ち上げにも使われたもので、一方ファルコンロケットは昨年11月に2人の乗組員を打ち上げた機体である。

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「Daily Mail」の記事より

 NASAは2011年にスペースシャトルプログラムが終了して以来、宇宙への旅をロシアのソユーズに依存していた。しかし、ようやく“自前で”クルーをISSに運ぶ手筈が整ったということになる。

 NASAの宇宙飛行士であるシェーン・キンブロー氏とミーガン・マッカーサー氏(帰還したドラゴンの司令官兼パイロット)は、ISSにドッキングしたドラゴン2のフラットスクリーンコンピューターを地上から監視している。必要に応じて彼らが制御することもできるのだが、自動運転車のように自律システムがその役割を果たしている。

 ともあれアメリカ(NASA)、フランス(ESA)、日本(JAXA)の宇宙飛行士の計4人がISSに到着した今回のミッションは快挙であることは間違いない。人類の宇宙開発が今後も順調に進んでくれることを期待したい。

参考:「Daily Mail」、ほか

文=仲田しんじ

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