「空気を読む」の“空気”を科学的に分析すると凄い結果が出た! 強姦も出世も宇宙人対策も全ては「空気」が制する…天才・亜留間次郎が解説!
■動物は空気を読む
動物は人間の言葉を一切理解できません。訓練された動物が人間の命令通りに行動するのは、命令の言葉を理解しているのではなく、ノンバーバル・コミュニケーションによって命令を受け取っているからです。つまり「何で俺が怒っているか分かるか」と質問する上司や先輩は、貴方にノンバーバル・コミュニケーションをできるようになれと言っています。
馬や犬は空気を読む能力に秀でていて、ノンバーバル・コミュニケーションで人間と意思疎通を行います。計算が出来る馬や犬などもよく話題になりますが、問題が理解できたり計算ができるのではなく、空気を読んで出題者が選んでほしい物を察して正解を選んでいるだけです。
とりわけ有名なのが「賢馬ハンス」です。どんな難しい質問でも地面を叩く回数で答えてくれる天才馬として話題になったのですが、詳細に調べたところ、質問者が答えてほしい回数だけ叩いていた事が判明しました。計算ができるのではなく空気を読んで相手が答えてほしい答えを返す馬だったのです。この現象には「クレバー・ハンス効果」という名前が付けられました。
上司や先輩は貴方達に「賢馬ハンス」になれと言っているのです。
空気が読めないと社会的にあらゆる場面で不利益をこうむりますが、アメリカで行われた、暴力によらない強姦加害者と被害者双方のEQを測定した研究では、加害者側は高く、被害者側が低いことが判明しています。特に2回も別の男に強姦された女性はコミュ障であることが報告されていて、この研究では、強姦魔と被害者の関係が捕食者と獲物の関係モデルを示していると結論付けており、
空気が読めない女性は強姦被害にあいやすいという悲惨な結果が出ています。
人間でも空気が読めないと、捕食者を見分けることが出来ず、格好の標的となり食われてしまうのです。
空気の読めない人間は中世時代には魔女狩りの標的にされたり、近代社会においても仕事や結婚という生存と繁殖において不利な状況になったりと淘汰圧がかかっており、数千年規模で見ると絶滅する可能性もありますが、とりあえず人間社会は多様性を許容する部分が大きいので、空気が読めない人間も生き残ってきています。
人間と馬犬などの全く異なる種同士でも空気を読んで行動することが出来るので、異世界転生したり地球外文明に行った時でも、空気を読む能力に長けていれば言葉がまったくわからなくても案外なんとかなるでしょう。
逆に空気が読めない人はどこに行ってもダメということになります。
空気というものは絶対的な支配力を持ち、場の空気が読めない人間は反空気罪で抹殺されます。地球人が全く言葉の通じない宇宙人や異次元人などの未知との遭遇をした場合は、空気を読む能力が人類の命運を分けるといっても過言ではありません。
逆に言えば、空気を読むのは人類が言語を獲得する前の類人猿だった時代の情報伝達手段だったと言えます。
なんか空気読めないことを書いたような気がしますが、気のせいですね。
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