保守派の新たなスター、グレン・グリーンウォルドがヤバい! 左翼ジャーナリストが突然トランプ支持の“陰謀論者”になった理由とは?
■金銭がらみの“炎上商法”なのか
インターセプト編集者でグリーンウォルドの元同僚ロジャー・ホッジは、グリーンウォルドが右翼メディアで活躍するようになった背景にはおそらく金銭があると推測している。元同僚の何人かによると、彼は昨年7月以来、ここ数年米国で注目を集めている有料メルマガプラットフォーム「Substack」に移籍する可能性について考えていた、という。
「Substack」では、読者は月額5ドル(年額は50ドル)から「創設メンバー」の称号を与えられる150ドルまでの購読料を払い、グリーンウォルドの記事を読むことができる。「ファイナンシャル・タイムズ」紙の推定によれば、彼はすでに2万人から4万人の有料会員を抱えており、今後年間2億円以上を稼ぐ見込みだという。
彼の突然の離脱は、人々に彼がずっと「Substack」と有利な取引を密かに交渉していたと信じさせた。「彼は購読者を必要としており、人々に望むもの、つまり憎しみと怒りを与えているのです」と、ホッジは「デイリービースト」紙に語った。
グレンウォールドは本当に極左から右翼に転向をしたのだろうか。それとも単なる「金銭」がらみで、彼の行動も耳目を集めるための「炎上」狙いなのだろうか。
事実は本人しか知らない。しかし、彼ほどの優秀なジャーナリストが、トランプ前大統領擁護に回るのは、何とも奇妙な気がする。数年後にはさらに驚くべき事実が明かされるかもしれない。
参考:「The Daily Beast」、「The Guardian」、ほか
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