「UFO捕捉用双眼鏡」トップ10を東大教授が選出! どんなUFOも逃さないハイパー探知網完成!

画像は「getty images」より

 アメリカ国防総省が、UFО映像の機密解除を進めています。UFОの目撃例が多いのは、社会不安の強い時期だとか。ワクチンの普及でコロナ禍が新ステージへ変異し、期待と不安のブレンド感漂う今こそ、屋上にのぼってUFОを呼び寄せるチャンスでしょう。

 UFО目撃の確率を上げるには、日常の漫然たる視覚から脱け出た「いまこそ外界を見るぞという構え」が鍵になります。「UFОはいつも視界の隅っこにあって、視線を向けると消える」と言ったのは前衛美術家・赤瀬川原平でしたが、私の経験では、UFОが視界の中央に居座ることは珍しくありません。

 未知との遭遇には、カメラや単眼望遠鏡より、双眼鏡が適しています。保存用ショットなど狙わず、天上界の悠久の流れに逃避することもないリアルタイム勝負の双眼鏡こそが、UFОという境界現象と相性が良いのです。

 というわけで私の経験をもとに、UFО捕捉用双眼鏡トップ10を紹介しましょう。

双眼鏡ベスト10解説動画

 第10位は〈ペンタックス SP 20×60 WP〉[1]。ボディが微妙に角張っており、標準の円筒形双眼鏡に比べて意識をちょっと多めに覚醒させます。「そういえばUFОも円盤型ばかりじゃない、直方体もピラミッド型も」などと思い出させてくれる、霊験あらたかな形状。密着度の高いグリップ感ゆえ、落ち着いてハンティングに専念できます。

 次は〈ミザールテック SBK-1170〉。SBKシリーズには11×80や14×100のモデルがあったのに、いつの間にか販売終了。哀惜を込めてこの11×70を入手したのですが、その代用感覚が、UFОの微妙な取り違え感・勘違い感・非実在感にフィットするのか、私にとって未確認物体発見率第9位を誇る双眼鏡です。

セレストロン SkyMaster 25×100

 第8位、〈セレストロン SkyMaster 25×100〉。欧米の双眼鏡マニアYouTuberたちの間で最も多くレビューされ、双眼鏡ベスト5でしばしば1位に選ばれている名機です。4kgもあるので手持ちでは数分ももたず、三脚を要求するのが難点ですが、月の巨大な像をUFОが横切る瞬間に出会うには、このくらいの倍率と口径が必要ですね。実視界も3°と良好。同じ100mmで3.2 kgという軽さが売りの〈笠井トレーディング MS-BINO 20×100W〉に比べると、倍率25%増なのに色収差[2]が小さく、良い見え味です。また同倍率の〈Orion 9326 Giant View 25×100〉が重量4.581kg、実視界2.5°なのに比べると、重量・視界ともにSkyMasterが優位であることがわかります。

[1] 20×60とは、倍率20倍、対物レンズ口径60mmという意味。〈口径/倍率=ひとみ径〉の2乗が「明るさ」となる。
[2] 光の屈折率の違いによって起こる色ズレのこと。レンズにとって欠点だが、月の輪郭に細い虹が発生する図などはかえって趣があったりする。

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