【ガチ】心肺停止状態で生きる神秘現象「トゥクタム瞑想」が初めて科学的に研究される！ 別次元の死のプロセスの謎！

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　メドヴェージェフ氏の関心は純粋な科学的好奇心にありそうだが、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ法王は、トゥクタムの研究は人類に貢献すると話している。

「人類の問題のほとんどは、私たちの道を踏み外した心が引き起こしたものです。心の働きについて学ぶべきことはたくさんあります。トゥクタムの研究はそれに貢献するでしょう」（ダライ・ラマ法王）

　デイヴィッドソン教授らの研究から、少なくともトゥクタムにおける心の働きは脳活動と関係していないことは明らかになった。脳を離れた心の理解は科学的には難しいかもしれないが、それこそ科学は仏教に学ぶべきところが多いだろう。仏教では心の作用を事細かに分類しており、また、心の働きを全く止めてしまうこと（滅尽定）も可能だとされている。心の働きが止まっているならば脳波が検出されないのも当然のことかもしれない。ただし、トゥクタムに入るための瞑想法は複数あるとされ、修行者によってどのタイプの瞑想をしているかは分からない。いずれにしろ、デイヴィッドソン教授の言葉通り、研究はまだ始まったばかりである。今後に期待したい。

参考：「Tricycle」、「身心変容技法研究会」、ほか

TOCANA編集部

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