中身ゼロでも「とにかくよく喋る男」がリーダーに選ばれる!! “饒舌仮説”が最新研究で立証… 先見性も統率力も不要だった！

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　こうしたことから、リーダーに選ばれやすい人物像は、「饒舌な男性」ということにもなる。そしてその話の内容はあまり関係ないのである。

「私たちは通常、リーダーシップはきわめてコンテンツ主導であると考えています。誰かが重要なことを言うので、それに従います。それでも、人々がリーダーシップ（の正体）が実は“無駄口”であり、または単にたくさん話した人々に帰するように思われるという、かなり一貫した証拠がありました。話す時間とリーダーシップの帰属との間にある関係を理解しようとすることは、グループダイナミクスをより一般的に理解する上で重要なステップのように思えます」（ニール・マクラーレン氏）

　グループにありがちなこうした傾向を徐々に浮き彫りにすることで、グループの結びつきを強め、グループワークの非効率性を改善し、グループの意思決定をより良いものにする道が拓けてくるといえるだろう。その「饒舌な男性」リーダーが本当にリーダーに相応しいのかどうか、時には立ち止まって検証してみることで、組織にとってプラスになることがあるのかもしれない。

参考：「Big Think」、「PsyPost」、ほか

文＝仲田しんじ

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