【閲読注意】超残虐&無法状態な日本の「闘犬」文化、実態を活動家が暴露! 惨殺・咬ませ犬化・賭博… まだ行われている!
■チンピラたちの“闇闘犬”も!?
――現在、日本にはどれくらいの闘犬業者があるのですか?
ヤブキ 昨今では明確に禁止する自治体も若干増えましたが、それでも私が把握している限り東北・関東・九州で少なくとも5カ所あります。正式な闘犬のブリーダーや、全土佐犬友好連合会などが催している公に開かれたイベントでなく、チンピラ風の人たちが自分の見栄を張るためなのか闇で飼い犬同士を闘わせているケースもあるので、実際はもっと多いと思います。
――ブリーダーはなぜ闘犬を行うのですか? 掛け金で利益を得るためなのでしょうか?
ヤブキ 賭け金以上に、喧嘩に強い遺伝子を持つ犬が売れるからです。数十万はざらで、100万円を超える値がつく闘犬も多々います。一方で負けてしまった弱い犬は繁殖には使われず、「咬ませ犬」(※)にされたり、殺されたり、治療もされず死んだりしています。喧嘩っ早くて強い犬だけが生き残り、繁殖に使われ、その交尾や、オスの仔犬が高額で販売されるのです。競馬で速い馬の遺伝子が高額で取引されるのと同じで、ブリーダーの金儲けの都合ですね。
※ 訓練のために若い犬が咬み付く相手となる犬のこと。
――闘犬は仔犬の頃から闘犬になるように教育されるのですか?
ヤブキ はい、闘犬はオスのみ(メスは繁殖用)がケージの中で1匹ずつ飼われますが、仔犬の時から、喧嘩に慣れるように弱い犬が「噛ませ犬」としてあてがわれます。「噛ませ犬」は訓練している犬より弱ければよいわけですから、犬種はさまざまです。そして、死なない程度の喧嘩に慣らされていきます。飼い主の言うことを聞き、犬とは喧嘩するように調教されるのです。
――ひどい環境ですね。その調教に人間の暴力は伴うのでしょうか。
ヤブキ 木刀や竹刀で叩かれてる犬もいますし、ゴルフクラブや野球のバットを使う者がいるという連絡を受けたこともあります。本当に、「動物を戦わせるな、戦いたいなら自分たちで戦え!」と思いますよ。
日本の動物愛護法では「愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金が科せられる」と定められている。人間の娯楽のために犬が傷つき、死んだり、殺される――闘犬は、明らかな動物虐待だろう。強い犬を飼うことで、優越感に浸ろうとするのは自分自身の弱さのカモフラージュなのだろうか? 「文化だから」の一言では決して容認することのできない問題がそこにはある。
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