【タリバンと陰謀】アフガンの次は日本が米国にポイ捨てされる! 麻薬ビジネス、大麻解禁…もうすぐ残酷すぎる“大粛清”も!ジェームズ斉藤

──それでもアメリカが関与していたアフガン時代よりもマシなんですか?

ジェームズ そこはタリバンも国民の生活保護や女性の教育向上を支援したり、上手く立ち回ると思います。スターリン時代もそうでしたが、アメとムチを上手に使い分けると思います。裏切りには厳しく、そして女性には寛容な態度を演出するでしょう。もちろん、欧米の基準では女性を虐待していることになりますが。

──女性に優しくなれば、将来的に国際社会に認められるということもあるんですか?

ジェームズ いえ、そう簡単にはならないと思います。中露は国内問題に干渉しないと言いながら、タリバンの後押しはします。ただし、いくら中露と言えども、いきなり一般市民を虐殺すると支援できないので、タリバンは米軍協力者をスパイ容疑で粛清することから始めます。欧米はおそらくタリバン政権を認めず、アフガンは事実上、中露の影響下になります。

──そうなるとCIAが作った麻薬ルートはどうなるんですか?

ジェームズ それは当然生きています。米国がアフガン中央銀行を火事場泥棒したのでタリバンは麻薬ビジネスとレアメタルの売却しか生きる糧がありません。米国は撤退しても諜報機関が裏ルートでタリバンと組むので麻薬ビジネスは続きます。もしも、タリバンがまた麻薬撲滅キャンペーンをやったとしても大丈夫です。米国はミャンマー軍事クーデター以降でも軍事政権と裏交渉で大麻のルートも確保したようですし、以前お話したように米国国内で大麻の解禁も進んでいます。というか、大麻解禁、そして民主党が進めている「対麻薬戦争の終焉」はどちらともアフガン撤退後の麻薬ビジネス環境に対応するためです。解禁になれば、麻薬ビジネスがアメリカ国内で活発になります。アヘン畑もあちこちに作られるようになりますし、プランターを使って家庭菜園での大麻作りも可能になります。カリフォルニア州では大麻の家庭栽培専用コンテーナービジネスが大いに流行っています。そうなってしまえば、米国国内で大麻を確保でき、「対麻薬戦争」自体が終わるとアヘン等の更に悪質な麻薬が全米中に流通し、脱アフガンも可能になります。

──ともかく、大粛清が始まれば、メディアはまたアフガンを非難し、バイデン政権を責めるのでしょうが、ジェームズさんとしては撤退の選択肢は悪くなかったというものですね。

ジェームズ そうです。前回のインタビューでも説明しましたが、バイデン政権の「アフガンポイ捨て」は戦略的には真っ当なものです。私は個人的にはバイデン政権は利権の亡者が蔓延る極左政権なので全く認めていませんが、今回の決断は非常に勇気のある英断だと見ています。ここで重要なのは、米国は地球に興味がなくなったということです。「アフガンポイ捨て」は東半球の破棄に繋がり、いずれは米国以外の北アメリカ大陸を含む西半球も見捨てると思います。今米国が興味があるのは宇宙とサイバー空間です。これらの方がはるかに儲かるからです。今後外交関係等は維持しますが、今回の「アフガンポイ捨て」で見せつけられたように「もう外国の面倒は見ない」ということです。これは日米関係に大きな影響を与えるでしょう。20年も自国民の血と血税を注ぎ込んで作ったアフガンをポイ捨てするようでは、尖閣、台湾、朝鮮の有事で米軍が助けに来ると思いますか? 日本本土が襲われても助けに来るかも疑わしいです。つまり、米国の「日本ポイ捨て」も視野に入れておかなければならない時代が来ました。これが意味するところは、やはり日本人が「日本ファースト」の意識を持ち、「御国のために勝つ」覚悟を持たなければならないということです。今、「御国のために死ぬ」ではなくて「御国のために勝つ」と言いましたが、結局戦争は勝たなければ全く意味がありません。死ぬ覚悟だけしかなければ、第二次大戦の特攻等のように若者が政府のカモになるだけです。今回の「アフガンポイ捨て」で米国は敗北したかに見えますが、戦略目的に達したので撤退したのであり、米国は未だに「戦勝国」です。真の敗戦国は米国傀儡のガニ政権です。「勝つためには何ができ、しなければならないか?」を常に考えないと、先日実際に起こった「米軍無きアフガン」の阿鼻叫喚が日本でも繰り返されるでしょう。このような事態にならないよう、私も皆さんが「戦勝の思考」ができるように今後も啓蒙活動を続けたいと思います。

文=ジェームズ斉藤

ジェームズ斉藤(@JamesSaito33)
某シークレットセミナー教官。某国諜報機関関係者で、一切の情報が国家機密扱い。国際ニュース裏情報の専門家。ツイッターはこちら

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