史上最強の「記憶力バク上げ法」最新科学研究で爆誕! あらゆる記憶術を凌駕、認知症の脳も再活性化、新たな神経回路まで!
今年6月、アルツハイマー病の特効薬が開発との報が世界を駆け巡った。米バイオジェン社と日本企業エーザイが共同開発した「アデュカヌマブ」が、米食品医薬品局(FDA)に承認されたのだ。18年ぶりの対アルツハイマー治療薬の承認とあって世界中が「これぞ待ち望んでいた新薬!」と絶賛の嵐が巻き起こった。
しかし、専門家などからその効果を疑問視する声も上がっている。たとえば、新井平伊・順天堂大名誉教授(68)が毎日新聞の取材に応じて「アルツハイマー病治療の歴史、そして医学の歴史においても大きな第一歩。ただし、どの立場から見るかによって受け止め方は変わります」と発言。「アデュカヌマブ」に関する今後の動きに注目が集まるところだ。
病気は薬でしか直せない。しかし、常日頃から実践すべき、史上最強の「記憶力を上げる方法」があるという。以下、2019年1月の記事を再掲する。これであなたの「物忘れ」が改善するかも!?
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加齢と共にいや応なく衰えていくのが記憶力だ。しかしつい最近になって画期的な記憶法が発見された。これまでのどの記憶法よりも優れているというその“秘術”とは、記憶したい対象を絵に描いてみることである。
■史上最強の記憶法は“絵描き記憶法”
何か覚えておきたい物事があるとき、それを絵に描いてみるとよい効果が得られることが最新の研究で報告されている。絵を描くことは、単純に書き文字でメモをとったりするよりもより効果的に記憶を定着させるということだ。この記憶法は特に高齢者に効果的で、アルツハイマー病や認知症の進行に抗う効能があるという。
カナダ・ウォータールー大学の研究チームが2018年10月に「Experimental Aging Research」(オンライン版)で発表した研究では、実験を通じて絵を描く記憶法がこれまでのどの記憶法よりも優れていると結論づけている。
「高齢者の方々において、ほかの知られている記憶法よりも、絵を描くことが記憶力をより増強することを発見しました。私たちはこれらの研究結果によって、記憶と言語機能の急速な衰えを経験している認知症の人々を助ける方法を現在調査しています」と研究チームのメリッサ・ミード氏は語る。
48人が参加したこの実験は、まず極端に年齢層が異なる2グループに分けられた。Aグループは平均年齢20歳、Bグループは平均年齢80歳である。参加者には任意の単語が見せられて次の3つの方法で記憶してもらう課題が課された。その3つの方法とは下記の通りだ。
・ そのまま文字に書く。 ・ 外観のシルエットを描く。 ・ 絵に描く。
それぞれの方法で単語を記憶する作業を行ってからいったん休憩を挟み、次にどのくらい覚えているかを測るテストが行われた。
Aグループの若者たちのほうが概して多くの単語を覚えていたのはある意味で予想通りだったが、どちらのグループでも絵に描いて覚えた者がほかの2つの方法で覚えた者よりも多くの単語を覚えていることが明らかになったのだ。
■“絵描き療法”が認知症を改善
多少は“絵心”がないとこの記憶法はうまくいかないのではないかという懸念もあるかもしれないが、その心配はまったく無用で、どんなに絵がヘタクソでもこの絵描き記憶法は有効であるという。絵のうまい下手は関係ないのだ。
「絵を描く行為はシンプルな作業なので、生活の中に簡単に取り入れることができます。例えば後で買う必要がある食料品や今夜作る予定の料理の絵を描くと、その情報はメモするよりもずっと後まで覚えていられます」(メリッサ・ミード氏)
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2024.10.02 20:00心霊史上最強の「記憶力バク上げ法」最新科学研究で爆誕! あらゆる記憶術を凌駕、認知症の脳も再活性化、新たな神経回路まで!のページです。アンチエイジング、老化、アルツハイマー、認知症、脳、絵、落書き、記憶術、記憶法などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで