タリバンは古代イスラエル「失われた10支族」の末裔だった! ユダヤ極秘組織も本気で調査、知られざる歴史が判明!
■イスラエルへ「帰還」の可能性は?
このようにパシュトゥーン人と10支族には非常に多くの共通点があり、偶然の一致とは考え難い。イスラエルの人類学者アビグドール・シャチャン教授は、紀元前856~732年にアッシリアがイスラエルを征服した後、失われた10支族の一部がアフガニスタンに定住した可能性を示唆している。
イスラエルはパシュトゥーン人と10支族の関連性を調べる遺伝子研究に資金を提供している。また、10支族の居場所を研究するイスラエルの人類学者の中には、パシュトゥーン人と10支族の繋がりは最も説得力があると主張する人がいる。ただし、パシュトゥーン人自身が10支族との繋がりについて言及することはあるが、現代のイスラエル国家に同情的発言をしたり、自分たちが移住したいと語ることはない。
イスラエルの人類学者でエルサレム大学の上級研究者、シャルヴァ・ウェイル氏は「すべてのグループの中で、パシュトゥーン人こそ他の誰よりも(10支族の末裔として)説得力があるが、パシュトゥーン人はイスラエルを最も激しく拒絶することが皮肉だ」と語る。やはり、イスラム教とユダヤ教という相容れない宗教がネックとなっているのだ。
一般的に、イスラム教徒が棄教、つまり他宗教へ改宗する可能性は低い。イスラム法上では、棄教者は原則として死刑とされるのだ。それでも、非常に考えにくいことではあるが、タリバン構成員の大多数が実は古代イスラエル10支族の末裔であることを万が一にでも指導者たちが認めたならば、それは結果的に中東の平和に大いに貢献することだろう。
そして、前述のユダヤ人とパシュトゥーン人の共通点について、実は日本にも同様のものが少なからずあることを指摘しなければならない。実際、前述の『失われたイスラエル10支族』では、10支族の末裔の有力候補として「日本人」も挙げられている。しかも、アミシャーブは来日して現地調査まで行なっているのだ。また、中国アバ・チベット族チャン族自治州の少数民族であるチャン族(羌族)も10支族の有力候補とされているが、過去の記事で書いたように、チャン族と日本人にも驚くほど多くの共通点が見られる。ということは、やはり「チャン族=日本人(一部)=10支族」の可能性がありそうだ。
「パシュトゥーン人=イスラエル10支族」説は、世界の歴史をひっくり返しかねない大きなインパクトがあるが、そこに日本人も加わるならば、日本の歴史もリセットせざるを得ないエキサイティングな話題となる。この論証は、また別の機会に譲ることにしたい。
参考: 『失われたイスラエル10支族』(学習研究社) 、「The Guardian」、「i24 News」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊タリバンは古代イスラエル「失われた10支族」の末裔だった! ユダヤ極秘組織も本気で調査、知られざる歴史が判明!のページです。イスラエル、ユダヤ人、アフガニスタン、ヘブライ語、失われた10支族、アミシャーブ、タリバン、パシュトゥーン人などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで