「子供を連れ去られ、教祖の後継者にされた」被害住職が激白!! 妻はカルトのスパイで…その後がヤバい!
――それは、さぞかしご心配ですよね。
酒生 しかも、ルチアは私にも「教団に入信して道場で仲良く暮らそう」と勧めてきまして、もちろん断りました。息子があまりに不敏です。
そして1カ月前、ルチアから突然「ゾルタンと結婚した」と連絡がきました。結婚といってもゾルタンは何人も関係を持つ女性がいるので、妾みたいな立場かと思いますが。
子供の親権について話すと「(日本人の血を持つ)この子供は将来、教団の中で偉大な使命を持つ」と言われて拒否されました。「サンライズ」はハンガリーの教団なのですが、ハンガリーと日本はフン族という共通の祖先を持つという迷信を信じて、日本人の血統を求め、武道を尊重しているようです。教団の夢はオウム真理教のような国家転覆で、ゾルタンは自身が「セイケイランド(Szekely Land)」、つまりハンガリー民族の大統領だと自称しています。
――国家転覆とは、恐るべきテロリスト教団ですね!
酒生 はい。息子をはじめ、囲われている子供達があまりに可哀想です。現地の警察でも、日本の警察でも、捜査していただき摘発されることを願います。
まさに現実は小説より奇なり。日本人にとってカルト教団といえば、やはりあのオウム真理教が思い浮かぶが、筆者は同教団の元ナンバー2でありながら現在はオウム・麻原信仰を否定し、仏教哲学サークル団体「ひかりの輪」の代表を務める上裕史浩氏に今件について感想を聞いた。
「国家を転覆させるという妄想を抱いている点などが、オウム真理教の教祖の麻原と似ていると思いましたが、いずれ妄想によって何らかの形で組織が崩壊していくと思うので、粘り強く待って、お子さんらを助けてあげて欲しいと思いました」(上裕氏)
やはり、今件のようなケースで一番の被害者は罪なき子供たちである。このようなカルト教団に対して一刻も早く、国家権力や警察がしっかり調査・規制に乗り出すことを期待するしかない。
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2024.10.02 20:00心霊「子供を連れ去られ、教祖の後継者にされた」被害住職が激白!! 妻はカルトのスパイで…その後がヤバい!のページです。ルーマニア、オウム真理教、教祖、カルト、警察、スパイ、テロリスト、新興宗教、麻原彰晃、ハンガリー、ひかりの輪、上祐史浩、武道、住職、酒生文弥などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで