ネッシーはやはり存在する！ 今年はすでに11件もの目撃証言、最新情報を報告

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　６月２日、今度はケンブリッジからネス湖を訪れた若い男性が午後１時30分頃、双眼鏡で湖水を眺めていたところ、謎の生物らしき物体を２秒間目撃。よく晴れた視界の良い日であり、男性によれば、物体は波に逆らって動き、緑がかった黒色だった。

　７月19日、チェスターからネス湖に来た父娘は奇妙な物体を目撃した。午後３時20分、遊覧クルーズ船が20分前に付近を通過していたが、そのとき、付近には跡形もなかった。したがって説明のつかない物体を目撃したことになる。１週間後の26日、今度はクルーズボートに乗った数名が、11時半頃にボートから20～30mの地点に、謎の黒い点のように見える物体を発見。黒いウロコのようなものも見えたと証言し撮影している。

　さらに間を空けず、７月30日、イングランド北西部からネス湖に観光に来たビーコック氏は、双眼鏡で謎の物体を目撃。付近にいた家族連れ二組も同様のものを目撃した。同氏はスケッチを作成している。

　そして今月に入って８月11日、米国テキサス州ダラスから定点カメラをチェックしていたマット・レディック氏が、再び謎の物体を記録したのだ。

　果たして、これらは「ネス湖の怪物」ネッシーの実在を示すものなのか。数多の科学的反証がなされた現代において、なお人々はネス湖の湖面を見つめている。そして、ときに、その湖面には説明のできない何かが現れる。それらは誰かの悪戯なのか、はたまた人類には未知の何かが存在しているのか。

　トカナ編集部では、今後も調査を続け、読者に報告する所存である。次にネッシーを見つけるのはあなたかもしれない！

参考：「ネス湖・定点カメラ」、「edinburghlive」、「The Official Loch Ness Monster Sightings Register」、「Nessie on the Net」、ほか

文＝神ノ國ヲ

神ノ國ヲ

学術論文からオカルト記事まで。
京都大学の博士課程に所属中。
Twitter：@kmnknw

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