韓国の激やばスラム街「ヨンドゥンポ」に村田らむが宿泊!! ホームレス集団、ド美女の売春婦、日本人だとわかると…!
以前トカナでも紹介したが、日本で言うちょんの間があるのもこの街だ。
ガラス窓の向こうに、セクシーな服を着込み、高いヒールを履いた女性たちが手招きしている。日本でもそうなのだが、ちょんの間の女性はレベルが高い。直接見てから選ぶので、容姿が良くないと生き残れないのだ。
最近ではいなくなったように感じるが、ちょんの間の近くの通りを歩いていると、たちんぼをしている女性をよく見かけた。
たちんぼは、フリーランスの売春婦である。日本だと新宿歌舞伎町のハイジア周辺が有名なたちんぼスポットだった。日本の場合、基本はただ立って声をかけられるのを待ってるだけだが、韓国のたちんぼはとても積極的だった。歩いていたら、太っていた人に突然抱きつかれて、
「ホテルに行くよ!! 60000ウォンだよ!!」
と言われて、ほうほうの体で逃げたことがあった。
たとえばそういう街娼を買ったとして、連れて行くホテルもある。
宿泊施設には、日本の温泉マークが描かれている場所が多い。ハングルの表記では“モーテル”と書かれているのだが、自動車を停める場所はなかった。
つまり売春用のラブホテルだが、普通に泊まることもできる。2〜3000円で使えるのでまずまず安い。
ただもちろん安いなりのクオリティーだ。よく泊まるモーテルの一室には、床に足跡のような茶色いシミが点々と残っていてとても気味が悪かった。
ちなみに温泉マークがついているけど、湯船はまずない。トイレの隣にシャワーがボンッとついている感じだ。トイレは基本的に紙が流せないので、尻を拭いた紙は備え付けられたゴミ箱に捨てる。流すと詰まっちゃうこともあるので注意だ。
安く使えるのでとても便利なモーテルだが、ヨンドゥンポにはより安いホテルがある。いや、ホテルというよりは、日本のドヤに近い。ドヤとは宿(やど)の隠語で、主に日雇労働者のための簡易宿泊施設になる。
ヨンドゥンポ駅を出て西に進むと、すぐに雰囲気が変わる。
道端で車座になって座りマッコリを飲みながら大きな声で話しているオッサンたちがいたり、道の真ん中に大の字になって寝ているオッサンがいる。歩いているとガシャーンとガラスが割れる音が聞こえてきた。炊き出しが開催されていて、ズラリと列ができている。
日本のドヤ街そのものの雰囲気だ。
韓国を旅行している時、日本人だからと言って暴言を吐かれた経験はほとんどないのだが、さすがにココでは何度か怒鳴られた。
「チョッパリがこんなとこ歩いてんじゃねえ!!」
と、酔っ払ったジジイが叫んできた。
ただまあ、ドヤ街を歩いてたら怒鳴られてもしかたないよな、と思った。
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