ゴミまみれ、危険、盗撮… 中国のユニバーサル・スタジオがとんでもないことに！

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　不祥事はこれだけでない。「ETtoday（新聞網）」（９月26日付）などによると、23日にはなんと男性従業員が女性客のスカート内を盗撮するという事件が発生。被害女性が中国のSNS「微博（ウェイボー）」に投稿し、発覚した。

　女性の友達が盗撮に気づくと、男は周囲の客に取り押さえられ警察に連行されたが、当初、運営サイドは捜査に協力的でなかった。ところが男が同パークの就業証を持っているのがわかると態度を一変。被害女性に補償として無料招待を提案したが、女性は納得せず、公開謝罪を求めた。それを受け26日、同パークはウェイボー公式アカウントで謝罪を表明。しかしイメージダウンは免れないだろう。

　ユニバーサル・スタジオ・北京は、中国国有企業と米ユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツの合弁会社が運営しているが、資本比率は中国側が７割で大多数を占めている。一連の不祥事は、アメリカに対するネガティブキャンペーンの一環なのかも!?

文＝中山介石

中山介石

1970年、神奈川県横浜市生まれ。広東省広州市で中華料理のシェフになるべく修行するも挫折。現在は、日本の食材をハンドキャリーで中国に運ぶかたわら、副業として翻訳・ライター業に従事している。

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