【永久保存版】世界の知られざるUMA・22選! アモモンゴ、タホテッシー… 君はいくつ知っているか!?
有名なビッグフットやイエティからネス湖の怪物・ネッシーにモケーレ・ムベンベまで、世界各地には謎めいた生物の伝説が存在する。それらが未確認生物、通称・UMAと呼ばれているのはご存じの通りだ。
アメリカの「ウェブスター辞典」では、UMAについて「存在すると主張されているが存在は証明されていない動物」と定義している。一方で未確認動物学者のジョージ・M・エバーハートは、生き物を10のカテゴリに分類し、その中には「動物のような特徴を持つ超常現象または超自然的な存在」、「化石によって現代にのみ知られている種の生存」、「化石にも、既知の種にも関連していない存在」などが含まれている。
今回は、この機会に知っておくべき世界中の代表的な22種のUMAを紹介する。
1. モンゴリアン・デス・ワーム
民間伝承によると、「モンゴリアン・デス・ワーム(Mongolian Death Worm)」はモンゴル・ゴビ砂漠の砂地に生息する赤い色の毒を吐く巨大なミミズのような線虫である。現地ではモンゴル語で「オルゴイホルホイ(olgoi-khorkhoi、大腸の線虫)」と呼ばれている。
「インディ・ジョーンズ」のモデルの1人といわれる探検家のロイ・チャップマン・アンドリュースは、この生物の存在に懐疑的だったということだが、1926年の著書 『Trail of Ancient Man(古代人の足跡)』で、モンゴル首相が「長さ約2フィート(60センチ)のソーセージのような形をしており、頭も足も持たず、非常に有毒であり触れるだけで即死する」と言及したことを記している。
モンゴリアン・デス・ワームは1年のうち6月と7月に活動していると言われており、接触した者はほぼ確実に毒によって死亡するため目撃情報は極めて少ない。今のところ写真や映像は皆無で、ほとんどの証言は「私にはそれを見た友人の友人がいます!」という間接的なものである。しかし地元の多くの人は実在を信じており、今もこのモンゴリアン・デス・ワームを探し続けている者もいる。
2. ビッグフット
北米の「ビッグフット」、別名「サスカッチ」は、太平洋岸北西部と最も密接に関連している二足歩行の類人猿タイプのUMAである。
ご存知のように多くの目撃証言があり、「パターソン・ギムリン・フィルム」のように有名なビデオ映像から巨大な足跡の石膏まで、数々の物証が公開されている。
サスカッチは先住民の伝承として伝わるUMAであり、カナダ・ブリティッシュコロンビア州にはサスカッチと一緒に生活を送っているという先住民族の村があり、村民たちはサスカッチをバグウィス(ba gwis)と呼んでいる。
3. イエティ
北米のビッグフットのカウンターパートとして、アジア・ヒマラヤ山脈には「イエティ」がいる。
「忌まわしき雪男(Abominable Snowman)」の呼び名もあるが、イエティと同一であり、1921年に新聞に掲載された翻訳ミスに由来した呼称であることがわかっている。
イエティとビッグフットは、実際には数十万年前に絶滅した動物の一種であると信じている人々もいる。たとえばギガントピテクス(Gigantopithecus)は、南アジア原産のホッキョクグマのサイズほどもある類人猿である。ギガントピテクスは身長約3メートル、体重約300~540キロにも達する史上最大の霊長類であり、イエティやビッグフットの正体だと考える未確認動物学者もいるのだ。
しかし、髪の毛の遺伝子分析ではどちらのUMAもギガントピテクスである証拠は得られていない。たとえばイエティの毛皮といわれているものを分析したところ、サンプルは類人猿からのものではなく、ヒマラアのクマからのものであることがわかっている。
4. アラマスティ
イエティとビッグフット以外にも、猿人(エイプメン)や、その他の毛深い人型生物が数多く伝承されている。世界中の猿人の中には、ネアンデルタール人の特徴を共有し、中央アジアを歩き回っている「アラマスティ(Alamasty)」もいる。
今日、サルや類人猿は絶滅の危機に瀕しているかもしれないが、人類の歴史を通して、人間はサルや類人猿が人間に似ていることに戸惑い、興味をそそられると共に恐れていたといえる。すべての霊長類は、短い鼻、大きな目、反対の指を持つ知的な器用な生き物である。この類似性は多くの疑問を提起し、そして多くの伝説が作り出されたと考えられる。
5. アモモンゴ
フィリピンには長い指の爪でヤギの腹を裂くのが好きな「アモモンゴ(Amomongo)」という猿人がいる。フィリピンの民間伝承では、アモモンゴは長い爪を持つ毛深い、人間サイズの類人猿として説明されているUMAだ。
ネグロスオクシデンタル州のラカステラーナの住民は、アモモンゴを火山のカンラオン山の麓近くの洞窟に住む暴力的な野生生物と見なしており、地元に伝わる民話で紹介されている。
2008年6月9日、アモモンゴはラカステラーナ集落を襲撃し、飼われている多数のヤギとニワトリの腹を裂いて内臓を食べたといわれている。襲撃は翌日の6月10日まで続いた。
医療記録によると襲われた2人の住民が顔や背中、腹部に多数の引っかき傷を負ったことが記されており、住民はそれを「長くて鋭い爪を持ち、高さ5フィート4インチ(約1.6メートルの毛むくじゃらの白い類人猿」と説明している。
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