【永久保存版】世界の知られざるUMA・22選! アモモンゴ、タホテッシー… 君はいくつ知っているか!?
10. ネッシー
最初にネス湖一帯でモンスターが目撃された事例は、今から1500年前に遡る。しかし、広く知られるようになったのは湖畔に新たな道路が建設された直後の1933年からのこと。「外科医の写真」と呼ばれる最も有名な「ネッシー」の写真はその翌年に撮影されたものであるが、後に精巧なトリック写真であったことが暴かれている。
1933年に英「Daily Mail」紙は、このUMAを見つけるためにマーマデューク・ウェゼレルという名の大物ハンターをネス湖に送った。ウェゼレルは、水の近くにいくつかの4本指の足跡を発見し、石膏で型を取って分析のために博物館に回した。
しかし、博物館が足跡はカバのものであると明らかにしたとき、ウェゼレルの計画は台無しになった。誰かが、おそらくウェゼレル自身が、作成した足型を泥の中に押し込んだ可能性が浮上してきたことで、同紙は彼を攻撃して屈辱を与えることに決めたのだった。
同紙のネガティブキャンペーンにウェゼレルは頑なに抗った。彼と彼の継子は、おもちゃの潜水艦を使ってネス湖のモンスターを再現し、湖に持って行って写真を撮った。そしてこの写真が医師の手に渡り、医師からその写真が「Daily Mail」紙に送られたのだ。こうして有名な「外科医の写真」が誕生したのである。
もちろんこのストーリーもまた完全に真実であると実証されているわけではない。なぜなら何十年もの間、この話が明るみに出なかったからだ。UMAをめぐる言説に一筋縄で済むものは何もないということだろうか。
11. タホテッシー
ネッシーだけが水棲の謎めいた存在ではない。その1つにカリフォルニアとネバダ州のタホ湖に住んでいると思われる「タホテッシー(Tahoe Tessie)」がある。
全長24メートルにも及ぶ絶滅したプレシオサウルスによく似た「巨大水棲生物の物語」が、一帯の先住民によって古くから語り継がれている。現代でもその姿がたびたび目撃されて話題となっていることに加え、現地ではUFOもたびたび目撃されており、タホ湖のミステリーはますます深まっている。
12. オゴポゴ
「オゴポゴ(Ogopogo)」はカナダ・ブリティッシュコロンビア州のオカナガン湖で目撃されている水棲UMAである。
体長は個体によって約5~15メートルと差が大きく、背中にコブがあるといわれている。最古の目撃例は1872年だが、1912年の目撃騒動以来有名になり、近年になって謎の生物が水面近くで動いている映像も撮影されて世を騒がせている。
オカナガン湖周辺に住む先住民族は、この湖に棲むモンスターを「Naitaka(ナイタカ)」という名前で語り継いでいる。また、伝承では殺人を犯した罰として大精霊によって姿を大蛇に変えられた人間であるという話も伝えられている。
内陸水系の専門家であるチャールズ・ゴールドマン博士は、ネッシー、タホテッシー、オゴポゴなど湖のモンスターの目撃は、実際には深くて冷たい湖の温度変化によって引き起こされる蜃気楼であると指摘している。もう1つの考えられる説明は、チョウザメのようにこれらの水域に生息する非常に大きな魚というものだ。はたして今後、これらのUMAにさらに肉薄する新情報がもたらされるのだろうか。
参考:「Mental Floss」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊【永久保存版】世界の知られざるUMA・22選! アモモンゴ、タホテッシー… 君はいくつ知っているか!?のページです。ネッシー、ビッグフット、イエティ、ヒバゴン、UMA、ヨーウィー、モンゴリアン・デス・ワーム、アラマスティ、アモモンゴ、ビッググレイマン、ハニー・スワンプ・モンスター、タホテッシーオゴポゴ、オゴポゴなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで