【保存版】米国最恐の心霊スポット32選! 奴隷の埋葬地、3日で5万人死亡、210号室…!
5. クレセント・ホテル:アーカンソー州ユリーカ・スプリングス
1886年の開業以来、高級リゾート、花嫁修業のための音楽学校、短大など、さまざまな目的に使用されてきた建物。しかし、その長い歴史の中で最も奇異な出来事といえば、1937年にノーマン・G・ベイカーがオーナーになった時代のことだろう。彼は発明で財を成した富豪だったが、医師免許は持っていなかった。にもかかわらず、偽医者としてホテルを「がん治療クリニック」に仕立て上げたのだった。
最終的に悪事を暴かれトンズラしたが、ベイカーの魂は今ではこのホテルに舞い戻り、異世界の仲間とうまくやっているという。現在営業中のクレセント・ホテルには、5歳の少女からヴィクトリア調の伊達男まで、少なくとも8人のゴーストが無銭宿泊しているそうだ。
6. ドック・ストリート劇場:サウスカロライナ州チャールストン
チャールストンのダウンタウンにあるこの劇場は、アメリカでも最古のシアターの一つで、波乱に満ちた歴史を重ねてきた。オリジナルの劇場が火事で焼失した後、同じ場所にプランターズ・イン宿屋が建てられ、1930年代から再び劇場として利用されるようになった。
ここで最もイケてる幽霊はネッティ・ディッカーソン嬢だろう。伝説によると、彼女はホテルのバルコニーに立っているとき、雷に打たれ命を落としたという。赤いガウンを羽織った彼女が、劇場の2階を滑るように歩く姿が何度も目撃されているらしい。
7. ザ・ドリスキル:テキサス州オースティン
モダンな客室と印象的なレンガ造りのファサードを備えた荘厳なロマネスク様式のホテルは、まさにオースティンのランドマークといえるだろう。普段は、ヨーロッパからの観光客やパーティーで賑わっているが、敏感なゲストが廊下から不気味な異音を耳にしたり、ホテルの名前の由来となったジェシー・ドリスキルの幻影を見かけることもあるという。
彼の肖像画は、今でもロビーにかけられている。巨額の賭け金のポーカーに負け、自分のホテルを失った傷心から、二度と立ち直れなかったといわれている。とはいえ、こんな美しいホテルなら、誰だって去りがたいものだ。
8. イースタン州立刑務所:ペンシルバニア州フィラデルフィア
まるで要塞のような州立刑務所は、1829年に建設されたとき、それまでの独房監禁ルールを一新したという。囚人は1人で居住、1人で運動、1人で食事をする。囚人が独房を出るときは、看守がフードで頭を覆い、見えない・見られないようにするなど。だが、1970年に閉鎖される直前には、施設は過密となり独房制度を放棄しなければならない状況だったという。
現在は博物館として機能している他、毎年ハロウィーンの時期には「Terror Behind the Walls」と銘打って、刑務所内を15のお化けアトラクションゾーンに分け、何千人ものビジターを迎え入れている。もちろん、不気味な笑い声や人影、足音など、超常現象の報告も後を絶たない。
9.エミリー橋:バーモント州ストウ
バーモント週が位置するニューイングランド地方は美しい屋根付きの橋で有名だが、中には愛らしさというより恐怖を感じさせるものもあるようだ。
例えば、ストウにあるエミリー橋は1800年代半ばに若い女性が自殺した場所と言われている。言い伝えでは、その女性(エミリー)は駆け落ちするため、橋で恋人と待ち合わせしたのに相手が現れなかったために垂木で首を吊ってしまったという。
現在、エミリーの幽霊は呪怨を持ってこの場所に出没し、通り過ぎる車に爪を立てたり、歩行者の背中を血が出るまで引っ掻いたりすると言われている。くれぐれもラブラブなカップルは寄り付かないほうがいいだろう。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【保存版】米国最恐の心霊スポット32選! 奴隷の埋葬地、3日で5万人死亡、210号室…!のページです。米国、廃墟、裁判所、橋、刑務所、墓地、ホテル、空港、劇場、心霊スポット、古戦場などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで