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【実録】出会い系で会った「最低のヤリ逃げ男」のクソLINEを公開！ウソ、洗脳、モラハラ…！

2021.10.26 12:00 文・取材＝石田大志

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■心理学の専門家も「クズ」認定

　さて、本件について、日本マインドリーディング協会理事を務めるビジネス心理コンサルタントで、『ココロを盗む！ブラック人生相談あなたの黒き望み、“心理術”でかなえます!!』（辰巳出版）などの著書もある「ブラック心理学」のプロ、岸正龍氏に見解を聞いた。

【実録】出会い系で会った「最低のヤリ逃げ男」のクソLINEを公開！ウソ、洗脳、モラハラ…！の画像4 — 岸正龍氏

「典型的な詐欺のやり口ですね。マッチングアプリに登録している結婚に焦る年代の女性を狙って金品を要求する（あるいは貢がせる）のは、国際ロマンス詐欺にも見られるケースです。最近はSNSでターゲットにする女性の情報を手にすることができます。本件は“動物好き”ですが、そういった部分をフックに接近してくるのは詐欺の王道的な手口です。Aさんが詐欺に気がついたのは、X氏がそこまで洗練されたな詐欺の手法を使えなかったからでしょう。それでもなぜ騙されるのか、ということですが、『ヘンリーの法則』が関わっています。

　英国の有名な詐欺師ヘンリー・オバーランダーは、生涯に一度だけインタビューに応じたことがあります。そこで『あなたはどんなテクニックを使っているんですか』という質問に対して、『私は一つのテクニックしか使っていません。誰もが己の願望のためには進んで何かを差し出すということ』と語っており、これがヘンリーの法則です。つまり、自分が騙されている時は、何かしらの己の欲望に負けていることが多いのです」（岸氏）

　愛や結婚のために男に金品を貢ぐよう騙される女性が後を絶たない。その先に彼女達が本当に欲するものが存在するかは甚だ疑問だ。X氏は現在もマッチングサイトで、金のなる木を探しているのだろうか。いつかX氏が更正し、これ以上被害者が生まれないことを願ってやまない。恋活・婚活アプリを利用している読者は、くれぐれも「借金の話をして同情を誘う」「口説く台詞が臭い」人間には要注意である。

〜おわり〜

※ “地雷男”との出会い、付き合い始めから何かがおかしい… 恐怖の前編はコチラ！