15歳女子高生への超壮絶いじめ動画が拡散! 地域と警察が学校に介入する南アのいじめ対策
いじめ関連のニュースが後を絶たない。北海道旭川市の公園で今年3月、公立中学2年生の女子生徒が凍死体となって発見された。その後、自慰行為の強要やわいせつ画像拡散などのいじめが女子生徒の死亡につながったと報道された。生徒が通う中学校側の対応が不適切だったとされ、現在も調査が続いている。
2015年には、沖縄県糸満市の小学校で4年生の女児に対するいじめが発覚。これを受けて女児の母親は、小学校が適切な対応を怠ったとして市に損害賠償を求めていた。今月7日に福岡高裁那覇支部で和解が成立した。
さらに福岡県北九州市の私立高校では、2017年4月に2年生の女子生徒が自殺。そして先月25日、福岡地裁は遺族の請求を認めて独立行政法人日本スポーツ振興センターに見舞金2800万円の支払いを命じた。センターが控訴を断念したため、いじめを自殺の主たる原因とした判決が確定する。遺族は、いじめを自殺の原因と認めなかった学校に対して謝罪を求めている。
日本のいじめ事件では、毎回のように学校の不適切な対応が問題となる。閉鎖的な学校という環境では、いじめが起きても外部の介入が難しく、隠蔽されがちだといわれる。こうした現状を解決する上で、海外のいじめ事件とその対応が参考となるかもしれない。
南アフリカ共和国プレトリア市イールステラストで今月、イールステラスト中等学校9年の女子生徒(15)が他の9年生らにいじめられている様子を撮影した動画がSNSで拡散され、議論を巻き起こしている。同国の基礎教育省も、いじめに関与した9年生ら5人が映った動画に関心を示していると述べた。
被害生徒の母親は「私はこれ(動画)をいじめの一種と見ています。娘はひどいトラウマを抱えています。娘には学校でいじめられているような環境で育ってほしくありません」と語った。女子生徒は事件前日、「友達」から脅迫されていると母親に伝えた。そのため、母親はいじめっ子らが娘を攻撃しようとしているのではないかと危惧していたという。
「校門を出たところで、一人の女子が娘を殴ったり蹴ったりし始めました。その女子は娘を地面に引っ張って転ばせて、蹴り続けました」(被害生徒の母親)
ハウテン州教育省のスポークスパーソン、スティーブ・マボナ氏は「我々が得た情報によると、いじめに関与した学生は警察に起訴され、後日両親と一緒に署で話し合うことを予定しています。関与した全員が懲戒処分となり、カウンセリングを受けることになるでしょう。我々はさらなる介入と支援のため、この問題を社会サービス局に照会しました」と述べた。
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2024.10.02 20:00心霊15歳女子高生への超壮絶いじめ動画が拡散! 地域と警察が学校に介入する南アのいじめ対策のページです。いじめ、暴行、女子高生、南アフリカ共和国、標葉実則などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで