人生で10回も死にかけて生き延びた「世界で最も幸運な男」! 犯罪、事故、病気…死にかけコンプリート人生!
イギリスのボディビルダーであるウェス・グラントさんは、複数のチャンピオンの称号に加え、「世界で最も幸運な男」という異名をとる人物だ。現在37歳の彼は火事やタリバンの銃撃、スカイダイビング中にパラシュートが開かない……といった、まさに“九死に一生を得る”ような壮絶な体験を、実に10回も生き延びてきたというのである。英「Daily Star」(2月26日付)などが報じた。
・‘Luckiest man alive’ survived stabbing, fire and skydiving parachute malfunction (Daily Star)
グラントさんの最初の“九死に一生”は南アフリカで過ごした子供時代にさかのぼる。自転車事故で道路に投げ出されて死にかけたのである。二度目は16歳の時、キャンブ中の火災で足に重度のやけどを負い、三度目は17歳の時、更衣室のロッカーでスプレー式の消臭剤をなくなるまで使い、火事が起きて今度は顔にやけどを負った。
彼の“九死に一生”はさらに続く。四度目、カージャック犯に背中を刺され、肺を痛めたものの急所を外れていたために一命をとりとめた。五度目、消防士となった彼は火災に巻き込まれてやけどを負った。
これだけの大ケガを繰り返せば、普通なら反省して行動を改めるだろう。が、グラントさんは違った。彼は「冒険的なライフスタイル」を貫き通すことにしたのである。
2006年、故郷の南アフリカを離れてイギリス海兵隊に入隊したグラントさんは、2009年にアフガニスタンに送られた。この戦場でタリバンの銃撃を受け、彼は二度も死にかけた。
その後もグラントさんは軍務を続けていたが、ある日のこと、ジムでトレーニング中に突然目が見えなくなったという。診察の結果、首の血管に血栓が詰まっていることが判明、脳に血液が流れなくなっているということで、急遽成功率50%の手術を受けることとなった。八度目の九死に一生であった。なお、グラントさんはこの入院中に未来の妻・ホリーさんと出会っている。
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