アシッドアタックで「顔の80%が溶けた19歳の超美女」が悲しすぎる! 被害者なのに加害者家族から脅迫され…=イラク
イラク・バグダッドに住む女子美術学生、マリアム・ルカビさん(16歳)は今年6月10日、自宅に侵入した男に酸をかけられ、顔の80%が焼けただれてしまった。イラク初のアシッドアタック事件である。
事件当時、マリアムさんはベッドで寝ていた。そこへ仮面の男が忍び込むと、彼女の顔と体に硝酸を浴びせた。マリアムさんは何カ月も病院で過ごした後、今月16日に両親とともにイラクのテレビ番組によるインタビューに応じた。
マリアムさんを攻撃した男は19歳で、SNSでマリアムさんと出会った後、彼女に求婚していた。しかし、マリアムさんは「結婚したくない、勉強を終えたい」「私たちはただの友達です。私はあなたを夫として受け入れることはできません」と伝え、男からの求婚を何度も断った。そして、男は自分の要求が満たされないことに一方的に腹を立てて犯行に及んだのである。
「男が家に入ってきたとき、私は眠っていたので何も知りませんでした。突然、全身で何か焼け焦げているのを感じ始めました。起き上がってホールへ行くと、誰かが家を出て行く気配を感じました。私はその後ろ姿を目撃しました」(マリアムさん)
マリアムさんの母親、スハムさんは「男はしつこく私たちに電話をかけてきたのですが、私たちは娘と結婚したいという要求を断り続けました。さらに男は、何カ月もメッセージを送りつけてきました」と語る。
マリアムさんの願いは、顔面再建手術を受けて元の顔を取り戻し、勉強を続けることである。しかし、そのためには、近隣のトルコなど形成外科の発展した海外の病院で手術を受けなければならず、費用は約20万ドル(2300万円)にものぼるという。
このことが報じられた後、ツイッターでは「#Save Princess Maryam」というハッシュタグで、マリアムさんの医療費を賄うための寄付を呼びかける投稿が拡散された。また、クラウドファンディング「GoFundMe」では、わずか数日で9万ドル(約1030万円)以上が集まった。保健相のハニ・ムッサ氏と実業家のサード・アル・バザー氏も医療費を支援することを約束した。
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