“部分的に白人になった”黒人女性を襲った苦難とは!? 「シロナマズ」罹患による壮絶人生
※ こちらの記事は2014年10月10日の記事を再掲しています。
“尋常性白斑”――別名「シロナマズ」とも呼ばれ、皮膚の色素が抜け落ちてしまう、未だ謎に包まれた部分も多い慢性的な皮膚疾患である。体のいたるところに現れて、徐々に広がっていくこの病気は、皮膚病の中でも完治しにくいと言われている。
故マイケル・ジャクソンも患っていた“尋常性白斑”。ある日、黒人少女の足に現れた白斑が、いつの間にか全身へと広がり、皮膚だけでなく少女の人生までも変えてしまった。世間からの偏見に悩みながらも、最新UV治療によって笑顔を取り戻すことができたエピソードを英「Daily Mail」が伝えている。
■偏見に苦しむ17年間
米ロサンゼルス在住のリサ・ジョンソンさん(24歳)は尋常性白斑である。彼女が7歳の時に足に現れた白斑は、体中に広がり続け、今ではリサさんの体の1/3が白斑に侵されている。高校生の時には、その見た目から虐待や陰口など陰湿ないじめにあってきたという。高校生だった彼女は深く傷つき、泣きながら帰宅することも多かったそうだ。しかし彼女の姉が、いつもリサさんをかばい、守ってくれた。リサさんは「私が受けてきたいじめは本当にひどくて、悲しかった。でも私のそばにはいつも誰かがいて、支えてくれた。そのことに今でも感謝しているわ」と語った。
17年間もの間、リサさんはこの“尋常性白斑”を抱えながら、姉や友人と共に乗り越えてきた。近所を歩くだけでじろじろと見られ、社会からも拒絶されていたリサさん。現在でも公共の場では好奇の視線を集め、時に嘲笑されるという。リサさんの友人は「リサの肌をよく見たいがために、興味本位で挨拶しながら近づいてくる人さえいる」と語っている。
■最新ナローバンドUVB治療
体に白斑が現れ始めた17年前まで、人並みの幸せな子供時代を過ごしていたリサさん。現在の彼女は、最新の治療法によって当時の笑顔を取り戻しつつあるようだ。
担当医のパール・グライムス医師は「尋常性白斑は命に別状はないわ。でもリサのこの状態は、生活に壊滅的な影響を与え、肉体や精神面まで蝕んでいると思う」と語った。グライムス医師は、リサさんのために彼女の肌をもう一度着色させる「ナローバンドUVB(紫外線B波)治療」を行っている。
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊“部分的に白人になった”黒人女性を襲った苦難とは!? 「シロナマズ」罹患による壮絶人生のページです。マイケル・ジャクソン、病気、医療、福島沙織、UV、シロナマズなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング11:35更新
- ・中国のAI「DeepSeek」に天安門事件や習近平について聞いてみた
- ・宇宙から時速1300キロで地球に落下!極限のスカイダイビングを成功させた男の挑戦
- ・中国発のAI「DeepSeek」が世界に衝撃を与えた理由とは
- ・ロボット犬 vs ドローン、花火合戦が未来の戦争を予見?
- ・大昔の地球にいたかもしれない“サイルリアン”とは?
- ・AIが“一線を越えた”!?自己複製に成功し専門家が警鐘
- ・聖書の巨人“ゴリアテ”の身長は?現代科学が迫る!
- ・【新型コロナ】もっとも感染するのは「手を噛まれる」ことだった! 最凶の攻撃「ヒト咬傷」
- ・ワクチン利権よりも巨大な「アンチワクチン利権」の闇がヤバすぎる!
- ・『奇跡のリンゴ』が米国で発禁、“アノ企業”の圧力か!? 「命が危うい…」
- ・タイムループから抜け出せなくなってしまった人々の事例集
- ・中国のAI「DeepSeek」に天安門事件や習近平について聞いてみた
- ・トランプ政権、ニュージャージー上空の“謎のドローン”の正体を発表!
- ・宇宙から時速1300キロで地球に落下!極限のスカイダイビングを成功させた男の挑戦
- ・中国発のAI「DeepSeek」が世界に衝撃を与えた理由とは
- ・Googleマップが捉えたロサンゼルスの「HELP」サイン
- ・ロボット犬 vs ドローン、花火合戦が未来の戦争を予見?
- ・巨大カマキリ型ヒューマノイド「人間の身体は“魂を保持するための機械”にすぎない」
- ・「ロアノーク植民地集団失踪事件」が“古地図”により解明!?
- ・中国共産党亡…? 2億7000万年前の「蔵字石」に刻まれた謎の文字