エリザベス女王がムハンマドの直系子孫だった可能性が浮上! 英紙『エコノミスト』報道、イスラム指導者も認定
※ こちらの記事は2018年4月10日の記事を再掲しています。
現英国女王であり、英国国教会のトップでもあるエリザベス2世が、イスラム教の開祖である預言者ムハンマドの子孫である可能性が浮上した。英誌「The Economist」オンライン版をはじめ、多数の海外メディアが報じている。
イスラエル紙「The Times of Israel」(5日付)によると、今年3月、モロッコの新聞社「Al-Ousboue」が、エリザベス女王の血統を43代まで遡ったところ、預言者ムハンマドの娘ファティマに繋がることが判明したという。このニュースはすぐに中東メディアが大々的に取り上げ、ムスリム社会で大きな話題になっているそうだ。
眉にツバをつけて見るべきニュースかと思いきや、実は1986年にエリザベス女王の血統を巡ってイギリスの有名な貴族名鑑「Burke’ Peerage」(「バーク社」)の調査で判明していたというから驚きだ。そして、このことは、エジプトの元大ムフティー(イスラム教スンナ派のイスラム法最高官吏)も認め、さらには「バーク社」の責任者が、当時の英首相マーガレット・サッチャーに、イスラム教テロリストがロイヤル・ファミリーを襲撃する可能性があるため、身辺警備を固めるよう進言したいたという。
それにしても、なぜ英国女王の先祖がムハンマドだという歴史ミステリーは生じたのだろうか? 「The Economist」(5日付)によると、その鍵を握るのは、11世紀イスラム支配下のスペイン・セビリアでムハンマドの直系子孫として知られるセビリア王ムータミドの娘サイーダだという。
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