「UFOはドロドロの金属を吐き出しながら推進している」落下物を10年分析した教授の結論
ホバリング中のUFOが吐き出した謎の溶融金属の正体とは――!? まるでUFOの排泄物であるかのようなこの金属塊を10年にもわたって分析したスタンフォード大学教授が到達した結論に衝撃が走っている。
■UFOが落とした謎の金属塊
米・スタンフォード大学の病理学者、ギャリー・ノーラン博士。UFOの墜落現場から回収されたと思われる金属塊を10年にわたり研究した博士が、ついにこのアノマリーについての洞察を共有する発言を行った。
大学教授でありながらノーラン博士はUFOやエイリアンにまつわる現象に因縁があり、かつてチリのアタカマ砂漠で発見されたとされる全長15センチほどの“エイリアンの遺骸”を見て疑問を抱き、カリフォルニア大学の科学者らとの共同研究によって、この遺骸は人間の胎児であると結論づけている。
その一件はCIA(米中央情報局)からも注目され、以来、ノーラン博士はUFOやエイリアンに関する“案件”をCIAから持ちかけられるようになったという。その中にはUFOが落としていったという謎の溶解金属の分析もあった。
1977年12月17日、アイオワ州カウンシルブラフス上空をホバリング中のUFOから何らかの物体が落下。偶然に付近にいた6~7人が目撃するという事件があった。
まるでUFOの排泄物でもあるかのようなその物体は、30ポンド(約14キロ)の溶解した金属で、落下地点に駆けつけた数人が実際に目撃し、当局によって実況見分された後に回収され、最終的にはCIAの手に渡ることになった。落下直後はまだ熱を持って溶けた状態だったその謎の金属塊だが、時の経過と共に冷えて固まった。
ノーラン博士は10年前にCIAからこの事件の資料と金属塊のサンプルを渡されて分析するように依頼されたのだった。
そして先日、Marwa El-Diwiny氏のポッドキャスト番組「Soft Robotics」に出演したノーラン博士がこの件について口を開いたのだ。
「彼らは物体(UFO)が何かを放出するのを目撃しましたが、それが飛行機墜落事故だと思ったので、みんなそれが落ちた場所、つまり公園の真ん中へと急いで向かいました。しかし、彼らは溶けた金属溜まりを見つけ、それを集めるとともに、駆けつけた警察が写真を撮りました。私はオリジナルのポラロイド写真を持っています。1970年代半ば頃のものです」(ノーラン博士)
ホバリングしていたUFOは、いったいどのような理由で金属塊を落としたのか。そしてその金属塊の正体とは――。
■金属塊を排出しながら推進している可能性
「私たちは分析に当たり、元のサンプルと複数のサブサンプルを調べましたが、それぞれに含まれる元素が異なることを除いて、異常なところは何もありませんでした」(ノーラン博士)
つまり、この金属塊は地球上にもある元素から構成されたものであり、地球外文明の特徴を示す形跡はなかったということになる。奇妙なものではあるものの、人間が作ろうと思えば作ることが可能な金属だったのだ。
「チタン、鉄、クロムなどがありましたが、同位体が異なっていたのではなく、元素の比率が異なっていたため、混合が不完全でした」(ノーラン博士)
もしも我々が何らかの目的でこのような合金を作るとすれば、もっと念入りに混合して作成するはずであるという。
「それは均質ではなく、つまりミキサーでスムージーを混ぜ合わせたようなものではありませんでした。部分的にしか混ざっていない状態で落下してきたのです」(ノーラン博士)
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2024.10.02 20:00心霊「UFOはドロドロの金属を吐き出しながら推進している」落下物を10年分析した教授の結論のページです。CIA、金属、ギャリー・ノーラン、スタンフォード大学などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで