ウクライナ侵攻が生んだ「UFOタブー」とは!? 人類と宇宙人の“交換留学”まで岩手大名誉教授が暴露!(インタビュー)
皆さんは世界には「UFOタブーが存在する」と聞いたらどう思われるだろうか。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐるニュースを見ても、世界ではフェイクニュースやプロパガンダが飛び交う「情報戦争」が行われていることがわかる。
UFOに関しても、「情報戦争」が行われているのだろうか。そして、UFOをめぐる情報に関して、「タブー」のようなものは存在するのだろうか。
このたび、『漏えい文書が明かす「UFOタブー」と積極的不可知論』という本を出版した岩手大学名誉教授の原澤 亮博士に「UFOタブー」について話を聞いた。
※ 絶対触れてはいけない2つの「UFOタブー」が明かされた前編はコチラ!
■“本物のUFO映像”の見分け方とは!?
――わかりました。ところで、(専門家の視点から)最近撮影されたUFO映像で最も信憑性が高く、強く印象に残っている映像はありますか? あれば教えてください。
原澤 亮博士(以下、原澤) 最近は、UFOに限らず、コンピュータ・グラフィックス技術を用いて映像や画像を捏造する人がいるようです。そのような例は、科学論文においても知られています。高度に進歩したコンピュータ・グラフィックス技術を用いて作成された映像や画像は、真贋の区別ができないものもあります(コンピュータ技術による捏造と解析の競争に伴うイタチごっこになっている)。そのため、禅問答のようですが、捏造されたものでなければ、映像(画像)自体は本物だということになります。
コンピュータ・グラフィックス技術が登場して以降、UFO映像(画像)の真贋を詮索することにはさして大きな意味を見出せませんが、あえてその信憑性を評価しようとするならば、情報伝達における「5W1H」を担保するために、(1)撮影者を特定でき、(2)撮影日時・撮影環境(場所も含めて)・撮影装置などが示されていて、(3)捏造したものではないと撮影者が宣誓した場合には、信憑性がある、と私は考えます。
さらに、複数の人が同一のUFOを同時に撮影していて、撮影者のプロフィールが示されていれば、さらに信憑性が高いと言えるでしょう。しかし、残念なことですが、最近撮影されたUFO映像の中で、これらの条件をすべて満たすものを私は知りません。
■「プロジェクト・セルポ」が実際に行われた「情況証拠」がこんなにある!
――本書でも触れられていますが、アメリカ政府と異星人との間で交換留学事業が行われていたという説があり、「プロジェクト・セルポ」と呼ばれています。トカナでも以前記事にしたことがありますが、「プロジェクト・セルポ」が実際にあった可能性はどれぐらいありますか?
「プロジェクト・セルポ」は、奇想天外な物語です。人類とETとの交換プログラムが実施されたという話は、過去にも噂されたことがありますが、それらを肯定するに足る証拠はありません。しかし、否定できる証拠も見当たりません。
直接証拠がないからといって陰謀論として退けては、お話になりません。「プロジェクト・セルポ」が実際に行われた可能性は、定量的に示すことができないにしても、ゼロ・パーセントであると断言できないということです。イギリスの詩人バイロンの言葉を借りるならば、「Truth is stranger than fiction(事実は小説よりも奇なり)」ということかもしれません。
実は、人類がETと接触した場合に、文化交流を行うのが望ましいとする論文が、国家安全保障庁(NSA)により公表されています。それは、1968年に作成された「UFO Hypothesis and Survival Questions(UFO仮説と生存問題)」と題する文書で、執筆者は、削除されていますが、内容からNSAの暗号学者ランブロス・カリマホスであろうと想定されています。この文書の執筆者は、UFOがETによる活動であった場合の対処方法を示しています。
この文書で想定されるような人類とETとの交流が実施されたかもしれない「情況証拠」のようなものはいくつかあります。
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2024.10.02 20:00心霊ウクライナ侵攻が生んだ「UFOタブー」とは!? 人類と宇宙人の“交換留学”まで岩手大名誉教授が暴露!(インタビュー)のページです。タブー、プロジェクト・セルポ、ウクライナ侵攻、原澤亮、岩手大学などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで