地球上のあらゆる問題を解決する「月爆破論」とは!? 核兵器で木っ端微塵に… ガチ検討されていた!
2022.05.02 18:00
プロジェクトのシナリオは、核弾頭を搭載したミサイルが地上から月まで23万8000マイルを飛行し、月面に激突して核爆発を起こすというものである。水素爆弾では重すぎるため、原子爆弾でなければならなかったということだ。
レイフル氏によれば、計画が進んでいれば1959年までに実行できた可能性が高かったということだが、もし打ち上げに失敗した場合には地球上の多くの人々を危険に晒すことが明らかになり、最終的に計画は廃案となった。また、科学者たちは月面が放射性物質で汚染されることに懸念を示したという。なお、米空軍はAP通信の問い合わせにこの件に関するコメントを拒否した。
実現はしなかったものの、アビアン氏とはまったく別の観点から月での核爆発が計画されていたというのは興味深い。各国、各企業の思惑で今後はますます月の開発が進むことになるが、再び爆破が本気で検討される時が来るのだろうか?
参考:「IFL Science」、「Daily Mail」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊地球上のあらゆる問題を解決する「月爆破論」とは!? 核兵器で木っ端微塵に… ガチ検討されていた!のページです。月、衛星、異常気象、気候変動、環境問題、核爆発などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング11:35更新
編集部 PICK UP