“2つの鼻を持つ少女”の愛と笑顔と祝福に満ちた日々! 「神の化身」として崇拝の対象に=印
インド北部ウッタル・プラデーシュ州に住む少女、ラクシミさん(7)は、顔面が余分な皮膚で覆われた状態で生まれ、食事や呼吸も困難だった。生後8カ月の時にその皮膚は外科手術で除去されたが、2つにわかれた鼻が残されてしまった。
ラクシミさんはサーヴェッシュさんの4人目の子供とした誕生した。ラクシミさんを初めて見たサーヴェッシュさんや、その場にいた誰もが恐怖を覚えたと語る。サーヴェッシュさんの義母に至っては気絶したほどだという。
ラクシミさんは当初、その顔のせいでコミュニティから怖がられた。彼女を見ると逃げ出す人々もいた。しかし、彼女はすぐに人々から崇拝されるようになった。というのも、彼女がヒンドゥー教の神であるガネーシャの化身であると主張する人々が増えていったからである。
有名人となったラクシミさんは現在、いつも人々に取り囲まれている。祈りのために足を触る人がいても、彼女は「気持ちいい」と笑顔を絶やさない。幸運なことに、彼女は普通の子供と変わらない行動ができ、体調にほとんど何の問題も抱えていない。
7年前、ラクシミさんの手術を担当したプラディープ医師は、その後もずっとラクシミさんの状況を確認し続けてきた。プラディープ医師によると、ラクシミさんは鼻の骨格が未発達のまま誕生して、5年前までは厳しい状況にあるように思われたという。それにもかかわらず、ラクシミさんが不自由のない生活を送れているのは、両親が一生懸命働き、子供のことを決して諦めなかったからである。このような両親の献身的な愛を、プラディープ医師は称賛する。
「ラクシミはとても幸運です。彼女が生まれてから、私たちの生活は変化しました。家族全員が以前よりも良い暮らしができています」(サーヴェッシュさん)
家族はラクシミさんにいつか形成外科手術を受けさせたいと考える。しかし、手術の費用を捻出するほどの余裕はないため、経済的に援助してくれる人を求めている。プラディープ医師は家族に、ラクシミさんが成長するまで待ってから、どのような手術を行えるか確認するようにアドバイスしたという。
ラクシミさんと彼女の家族は前向きな人生を歩んでいる。そんな彼女たちの姿は、これからも周囲の人々に幸せをもたらしていくことだろう。
参考:「YouTube」、「The Daily Star」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊“2つの鼻を持つ少女”の愛と笑顔と祝福に満ちた日々! 「神の化身」として崇拝の対象に=印のページです。ヒンドゥー教、インド、ガネーシャ、外科手術などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで