核シェルター普及協会代表が力説!! 戦争・災害で“死ぬしかない”日本の現状… 一家に一基が常識へ、基礎知識を伝授

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画像は「mosttraded」より引用

■国際情勢が激変、日米安保に頼らず生き抜け!

 長引くロシアによるウクライナ侵攻が、第三次世界大戦や核戦争にまで発展する事態が現実味を帯びてきている。これまで漠然と「日米安保条約があるから日本は安全だ」と感じていた日本人も多いと思われるが、その認識はもう改めるべきかもしれない。米国はオバマ政権の時から「世界の警察官」であることを止めると公言し、現職のバイデン大統領はアフガニスタンから米軍を撤退させた。そして現在、戦況が悪化の一途をたどるウクライナには米軍を派遣しない方針だ。日本は中国、ロシア、北朝鮮という核保有国に囲まれているが、日本が有事に直面した際に果たして米軍はどの程度助けてくれるのか、もはや未知数ではないか。

 元防衛大臣で衆議院議員の石破茂氏も、3月7日に 『ABEMA Prime』に出演した際、そのような日本人の平和ボケ思考に警笛を鳴らした。

「アメリカの核の傘があるから大丈夫と言うが、その傘はどれくらい大きな傘なのだろうか。いつ差してくれて、いつ差してくれないのだろうか。~中略~ NATOの国々は、ずっと検証している。それをしないで、いざとなったら核の傘があるから大丈夫というのは、一種の思考停止ではないか」(石破氏)

 さらに、石破氏は核シェルター整備の必要性を訴えている。

「今回のウクライナを見ていると、市民が冷戦時代に作られたシェルターに逃げている。じゃあ日本のどこに同じような場所があるのか。~中略~ そういう議論がこの国でほとんどない」(石破氏)

■異様に低い日本の核シェルター普及率

 日本は世界唯一の被爆国であり、その恐ろしさを一番理解しているが故に、本来は率先して核の脅威に備えるべきだが、日本における核シェルター普及率はわずか0.02%である。核ミサイルが打ち込まれたら、地下鉄や地下街に避難できるという声もあるが、空気洗浄機を始めとする専用の設備が備わっていないと、爆撃から身を守れても命を維持することはできない。

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画像は「核シェルター普及協会」より引用

【核シェルター普及率】
スイス:100%
イスラエル:100%
ノルウェー:98%
アメリカ:82%
ロシア:78%
イギリス:67%
シンガポール:54%
韓国のソウル市:323.2%
日本:0.02%

 しかし、今回のウクライナ戦争を受けて日本国内でも核シェルターに対する注目が高まり、販売店には注文が急増している。複数の核シェルター会社に問い合わせたところ、どこも「起業して以来、最も問い合わせたがきています」という。

 筆者の祖母はウクライナ生まれのポーランド人だが、今回のウクライナ戦争をきっかけに筆者は日本人の有事への対策不足にますます不安を感じている。そこで、日本国内に核シェルターを普及させるため筆者は「核シェルター普及協会」を立ち上げた。

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