核シェルター普及協会代表が力説!! 戦争・災害で“死ぬしかない”日本の現状… 一家に一基が常識へ、基礎知識を伝授
■知っておこう! 核シェルターの種類
では、核シェルターにはどんなタイプがあるのだろうか。海外で最も流通しているのは、住宅や社屋の新築の際に地下に埋めるタイプだ。このタイプがもっとも頑丈だが、日本の家屋で新しく工事するなら1000万以上かかる。
他にも、住宅や社屋の新築時に地上の空きスペースに併設する核シェルターもある。このタイプは地下設置型ほどの耐衝撃性はないが、放射能や毒ガスをはじめとするCBERN(化学兵器・生物兵器・放射性物質・核兵器・爆発物)や自然災害からは身を守れる。値段は大きさによるが800万以上となる。
そして、地下街や地下駐車場に専用の空気ろ過装置を設置することで有事の際には空間を密閉できるようにする、つまり既存施設の機能をそのまま維持しながら「核シェルターの機能を付与する」方法もある。 このタイプも地下設置型に比べれば耐衝撃性は劣るが、CBERNから身を守ることはできる。空気ろ過装置なら約300万ほどで購入可能だ。
いずれにしても高額な買い物になるため、現在核シェルター協会は政府が「核シェルター補助金」をつけてくれるよう、政治家に陳情しているところだ。
戦争を起こさない平和外交も大事だが、核シェルターは(日本のように核兵器を持たない国にとっては)核攻撃を仕掛けようとする国に対する抑止力としても機能する。日本に核ミサイルを撃っても国民全員が核シェルターに避難できるならば、「思うほどの効果を発揮できない」となるからだ。国民の生命と命を守り、不測の事態に備えることは国の責務だ。政府には、一刻も早く核シェルター普及政策を推進してほしいと思う。
核シェルター普及協会 主催シンポジウム
「ポストウクライナ戦争の国際情勢 ~日本も危ない! 核シェルターも必要?~」
【日時】5月21日土曜18~20時(開場17時半)
【場所】溜池山王の会議室
〒107- 0052 東京都港区赤坂1-1-16 細川ビル3F
【出演】アレクサンドル・カイリス博士(東京大学講師)、志葉玲(戦場ジャーナリスト)、齊藤学一(エナジーファーム株式会社社長)
【司会】深月ユリア(核シェルター普及協会代表、ジャーナリスト、女優)
【会費】前売り2,500円、当日3,000円
【ご予約・お問い合わせ】[email protected]
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2024.10.02 20:00心霊核シェルター普及協会代表が力説!! 戦争・災害で“死ぬしかない”日本の現状… 一家に一基が常識へ、基礎知識を伝授のページです。生物兵器、核兵器、核シェルター、原発事故、ウクライナ侵攻、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで