核シェルター普及協会代表が力説!! 戦争・災害で“死ぬしかない”日本の現状… 一家に一基が常識へ、基礎知識を伝授
■核の脅威以外にも地震・原発のリスクも
万が一、日本に核兵器が投下された時に想定される被害は地獄だ。
例えば100キロトン級の原爆(広島に投下された原爆は15キロトン)爆発がすると、半径2キロ以内の人間は即死する。300キロトンの原爆なら、周辺126平方キロメートルの人間が即死し、さらに数十万人が死亡する。そして、最新の核兵器の破壊力は、広島・長崎型の何万倍にもなり、何百万倍もの放射線を放出するのだ。
爆心地にいなかったことで運良く生き残ったとしても、内部被爆により身体の細胞や血液が変質し、肺や肝臓等の内臓が侵されてしまう。核爆弾が放出する放射性物質は2週間後には1000分の1になるため、2週間身を潜められる場所が必要なのだ。そのため、核シェルターには定員が2週間生き抜くための食料と水、トイレが備わる。
また、核シェルターは核攻撃のみならず、地震・津波・火災への備えとしても有用だ。日本は地震大国で、いつ南海ドラフ巨大地震や首都直下型地震が起きてもおかしくないとされる。国連大学が世界171カ国を対象に自然災害に見舞われるリスクを評価した「世界リスク報告書 2016年版」によると、日本は世界で4番目にリスクが高い国である。
さらに、日本には全世界にある原子力発電所(439基)の約1割にあたる42基の原子力発電所がある。原子炉1基の中では広島型原爆の約1000倍もの核分裂が行われている。想定外が起きることは、東日本大震災が証明済みだ。万が一の原発事故の時、もちろん核シェルターがあれば一時的に避難することもできる。
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2024.10.02 20:00心霊核シェルター普及協会代表が力説!! 戦争・災害で“死ぬしかない”日本の現状… 一家に一基が常識へ、基礎知識を伝授のページです。生物兵器、核兵器、核シェルター、原発事故、ウクライナ侵攻、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで