ついに地底世界の入口発見か!? 中国で深さ192mの超巨大な陥没穴発見、識者も大興奮!
中国湖北省広西チワン族自治区にて巨大な陥没穴が確認され、その中に古代の生態系が丸ごと残されている可能性が出てきて研究者の間で話題になっている。
問題の「穴」は深さ約192メートルあり、古代の木々や植物が100メートル以上の高さから差し込んでくる日光だけを頼りに、何世紀にもわたって生きてきて小さな森を形成している事が判明している。
洞窟の専門家ジョージ・ベニ氏によると、カルスト地形がここまで深い陥没穴を形成したという。
「地質、気候、その他の要因の地域差により、カルスト地形の現れ方が劇的に異なることがあります。他の地域ではシンクホールは直径1~2メートル程度の規模のものが大半ですが、中国には巨大な陥没穴や巨大な洞窟の入り口など、信じられないほど視覚的に壮観なカルストがあります」と彼はLive Scienceに語っている。
今回の陥没穴は非常に大きいため、中に生態系が丸ごと残っている可能性が高いという。この陥没穴の環境は古典SFの「失われた世界」を彷彿とさせるものだとか。陥没穴を調査・研究することで比較的閉鎖的な環境で長い時間をかけて進化してきた樹木や植物を研究し、貴重なデータを集めることができるかもしれないと研究者達は興味を向けている。
参考:「Live Science」、ほか
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