大地震を頭痛で予知する方法を解説! 日本人が世界で一番、体得しやすい特殊能力

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イメージ画像:「Getty Images」

・ 2019/07/29~30:酷い頭痛。「頭痛ーる」のアラートは「やや注意」程度。関東周辺で強めの地震を予測した。
→ 【4~5日後】2019/08/04:福島県沖、M6.4、最大震度5弱(約300km)

・ 2020/09/08:通常レベルの頭痛。「頭痛ーる」では低気圧接近なし。地震に警戒した。
→ 【3日後】2020/09/11:千葉県北東部、M3.9、最大震度2(約90km)
→ 【4日後】2020/09/12:宮城県沖、M6.2、最大震度4(約410km)

2021/11/30~12/01:2日にわたる極めて酷い頭痛。「頭痛ーる」では朝から「警戒」。ブログに「これは低気圧接近要因以外に、それなりに強い地震が控えているのだろう」と書いた
→【1~2日後】2021/12/02:茨城県南部、M5.0、最大震度4(約80km)
→【2~3日後】2021/12/03:山梨県東部・富士五湖、M5.4、最大震度5弱(約50km)

■地震国に生きるからこそ敏感になれる

 現在の日本において気象病の認知度がどれほど低いかは、Wikipediaの内容の乏しさからも推察できる。一方、ドイツなどでは「生気象学」の研究が進んでおり、医学気象予報を国民に提供しているという。日本でも最近の報道の多さで気象病に対する関心が増し、国民からの突き上げで疾病として認知される日が訪れるかもしれない。それとともに、地震前兆現象の一つとしての頭痛が科学で認められる日が来ることを期待したいところだ。日本のように地震が多発する国は、頭痛と地震の関係に関する検証が他国よりも容易であり、実用的な地震予測が可能になることも期待できるのではないだろうか。そして、地震が多発する国に生きる日本人だからこそ、その前兆としての頭痛にとりわけ敏感な人々が現れたとしても何ら不思議がないように思えるのである。

参考:『気象病 天気が健康を脅かす』(日本放送出版協会)、『【緊急改訂】大地震の前兆 こんな現象が危ない』(青春出版社)、『前兆証言1519!』(東京出版)、ほか

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文=百瀬直也

超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。
Webサイト:百幸.com
ブログ:『探求三昧』
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Twitter: @noya_momose

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