「意識はクラウドにある」「信じれば壁をすり抜けられる」臨死体験の権威が最新研究成果を次々暴露!
死後の世界はあるのか? あるとすればどんなところなのか――。臨死体験(NDE)を体験した物理学者が、死後の世界と人間の意識の謎について大胆な理論を展開して注目を集めている。なんと、人間の意識は個々の肉体に宿ると同時に“クラウド”の中にも存在しているというのだ。
■意識は人体の内外に同時に存在する
米オレゴン工科大学で物理学と機械工学を修め機械物理学の博士号を取得しているアラン・ロス・ユグノー博士は海洋工学分野の第一人者であり、船舶の規格を定める部会の委員も務めている。
その一方で、ユグノー博士は死後の世界に関連する科学理論を研究しており、生きている人の意識または死者の「魂」がダークマターあるいはダークエネルギーに関係しているのか検証し、我々の意識が物理的な現実に影響を与えることを示す実例を追っている。ちなみに、ユグノー博士が死後の世界に興味を持ったのは、若い時期に起こしたオートバイ事故後の臨死体験であった。
ユグノー博士が自身の臨死体験で垣間見た死後の世界は「この場所よりも現実的」であったと語る。
「私たちの五感では認識できない別の世界があります」(ユグノー博士)
ユグノー博士は物理学からいくつかの理論を一般化し、それらが意識の存在と死後の世界の存在にどのように関わるかについて理論を構築した。これらの仮説をテストするためにはさらなる研究が必要であるものの、そもそも現代の科学的知見の枠組みの中でこれらのアイデアを証明することの難しさについても言及している。
ともあれユグノー博士は意識と死後の世界についてどのように解釈しているのか?
博士は、人間の意識は我々がスマートフォン、タブレット、デスクトップPCなど複数のデバイスからアクセスしている“クラウド”のように機能するかもしれないと述べている。
「私の意識のつながりは私の頭の中にありますが、私の意識の軌跡、それは本当にどこにありますか? それは私の体の外です。内側と外側が幻想だからです」(ユグノー博士)
ユグノー博士はジョン・ベル博士の非局所性定理を引用して、空間は存在しないかもしれないし、少なくとも我々が一般的に理解しているものではない可能性を指摘している。
時間と空間を超えた量子論的現象である「量子もつれ」と同じように、意識は人体の内外に同時に存在しているというのである。
■本当に信じていれば身体は壁を通り抜けられる
目覚めている間、我々は自分に意識があることを自覚しているが、この意識こそが別次元の存在であるとユグノー博士は説明している。つまり、自分の肉体を無視すれば、意識を持つ我々は自ずから別次元の存在であることになる。
博士は「別の次元に到達することは信念の問題であるかもしれない」と述べ、本当に信じていれば我々の身体は壁を通り抜けることさえできると説明している。
「私の魂は3次元を信じているので、壁を通り抜けることはできません」と博士は言うものの、人間の意識が物理的現実に影響を与えたいくつかの実験を例に挙げている。
有名な「二重スリット実験」で明らかになった量子論的現象――光は粒子でもあり波動でもあり、観察によってその振る舞いを変えるという現象――は、観察している者が意識を持っているから起きる現象であり、宇宙のはじまりであるビッグバンもまた大いなる意識によって観察されたのだとユグノー博士は説明する。
そして、プリンストン大学変則工学研究所(PEAR)で実施された実験を紹介し、人間の意識が電子機器に物理的に影響を与える可能性があることを示唆している。
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2024.10.02 20:00心霊「意識はクラウドにある」「信じれば壁をすり抜けられる」臨死体験の権威が最新研究成果を次々暴露!のページです。クラウド、臨死体験、死後の世界、NDE、量子力学などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで