「UMAビッグフットをめぐる奇跡が結婚のきっかけ」夫婦が明かした“幸せな恐怖体験”とは？

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　人が恋に落ちる理由は様々だが、米アーカンソー州に暮らすダレンさんとデビーさんの夫婦は、2人の縁を取り持ってくれたのはUMAビッグフットであると主張している。

　地元メディアの報道によれば、同州ナッシュ郡在住のダレンさんは数年前に森を散策中、「白昼だったにも関わらず、毛むくじゃらで二足歩行する生き物が右側から左側へ走り去っていく」様子を目撃。生物の姿はまさに「人々がビッグフットと呼ぶ存在そのもの」だったそうで、その光景があまりに恐ろしかったため、足がすくんでしまった事を覚えているという。

　同じ頃、デビーさんと彼女の母親も、クルマで森の中を走っていた時にビッグフットらしき生物を目撃していた。そのビッグフットは森の奥から歩いてきて、道の真ん中で立ち止まった。母親は思わず車を停め、車内にいる2人とビッグフットが見つめ合うという状況になったそうだ。

　それからしばらく経ったある日、デビーさんがコンビニへ買い物に向かうと、駐車場で気になるステッカーが貼られたピックアップトラックを見つけた。ステッカーには「I Brake for Bigfoot（ビッグフットが飛び出したら急停車するので注意してね）」と書かれており、気になったデビーさんは運転席にいたダレンさんに声をかけ、その真意を訊ねた。ダレンさんが前述の遭遇体験を彼女に語ったところ、デビーさんは自身の目撃体験と場所・時期がほぼ一致している事に驚いたという。

　デビーさんは「私たちは同じ時期に、同じ場所で、同じようにビッグフットを見ていたんです」と述べ、ダレンさんも「奇跡に近い」と語る。この出会いをきっかけに2人は友人となり、やがて恋に落ちた。「ビッグフットが私たちを結びつけてくれたのよ」とデビーさんは語る。

　実際、2人の結婚式にはビッグフットの着ぐるがスペシャルゲストとして招待されたのだとか。世界中で変わった馴れ初めを持つカップルや夫婦は数多くいるが、UMAがきっかけで付き合うようになり、ゴールインまでいったカップルは珍しいのではないだろうか。

参考：「Coast to Coast AM」、ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS（アトラス）」からの提供です】

文＝加藤史紀（ミステリーニュースステーションATLAS編集部）

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