ソ連の「幽体離脱スパイ」の存在に米国が言及! 暗殺から機密文書盗み見まで暗躍か?

ソ連の「幽体離脱スパイ」の存在に米国が言及! 暗殺から機密文書盗み見まで暗躍か?の画像1
画像は「Collective Evolution」より引用

※ こちらの記事は2019年2月17日の記事を再掲しています。

 肉体から意識や魂が離脱する体験「幽体離脱」。誰もが一度は経験したいと思ったことがあるだろう。欧米では「アストラル・プロジェクション」と呼ばれ、近年流行の兆しを見せているが、実はかつてソ連では幽体離脱の軍事利用が行われていたのだ。

 米政府が超能力を軍事的に利用しようと試みていたことはよく知られている。ミステリーニュースサイト「Collective Evolution」(2月13日付)によると、超心理学者ディーン・ラディン氏もそうしたプロジェクトの1つに携わっていたという。

「私は米政府の機密プロジェクトに1年間携わったことがあります。政府は冷戦期の情報収集に超能力を使おうとしていたのです。プロジェクトの終わりにレポートを議会に提出しました。予知能力や他の超能力の存在を示すデータは統計学的にも有意でしたし、より一般的なトピックであれば十分に受け入れられる内容でした」(ラディン氏)

ソ連の「幽体離脱スパイ」の存在に米国が言及! 暗殺から機密文書盗み見まで暗躍か?の画像2
画像は「Collective Evolution」より引用

 こうした研究は米国が行った「スターゲイト・プロジェクト」が有名であるが、冷戦期に超能力研究の先頭を走っていたのはソ連だった。そして、ソ連が熱心に研究した超能力の1つが幽体離脱である。DIA(アメリカ国防情報局)の元機密文書には次のように書かれている。

「1970年代の終わり頃、ソ連外交官は大使館の椅子に座りながらESP(超感覚的知覚)によって、敵国の機密を盗み出すことができた。そういったスパイは催眠状態に陥り、目に見えない彼の“霊体”が肉体を離れ、大使館の機密施設に潜入。そこで最高機密の文書を盗み見る。こうしたアストラル・プロジェクションの試みはすでにラボで成功している」

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