ソ連の「幽体離脱スパイ」の存在に米国が言及! 暗殺から機密文書盗み見まで暗躍か?

 さらに1975年の元機密文書によると、ソ連の科学者はヨガ行者を使って幽体離脱を研究していたそうだ。その研究の目的は機密文書を盗み見たり、軍隊や軍艦の配置を知るためだけでなく、軍や政府の高官を精神的な作用を与えたり、殺害するためにも利用されたという。

 スターゲイト・プロジェクトでは主に透視能力の研究が行われ、自分の霊体を飛ばす幽体離脱研究はさほど研究されていなかったようだが、スターゲイト・プロジェクトにも携わっていた米軍最強の超能力者インゴ・スワンは幽体離脱の能力も持ち合わせていたという。

ソ連の「幽体離脱スパイ」の存在に米国が言及! 暗殺から機密文書盗み見まで暗躍か?の画像3
画像は「getty images」より引用

 1970年代初頭、スターゲイト・プロジェクトの先駆けとなるスタンフォード研究所(後のSRIインターナショナル)の実験の頃より、スワンは幽体離脱して遠く離れた場所に“行き”、その地形や建物などについて詳細なスケッチをつけることができたそうだ。彼はリモートビューイングの先駆者でもあったのだ。

 スターゲイト・プロジェクトは1995年に終了し、成果無しと結論付けられたが、実は今も米国は超能力への関心を失っていない。トカナでもお伝えしたように、2014年にアメリカ海軍研究所が“予知能力”や“直感能力”を調査するため、400万ドル(約4億5千万円)をつぎ込んだ4年間に渡る研究計画を発表しているのだ。超能力研究は決して過去のことではない。今後も注目していきたいトピックだ。

参考:「Collective Evolution」、ほか

TOCANA編集部

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