ロシア軍敗北は演出、クリミア橋爆破は「核兵器使用のため」( ジェームズ斉藤)
ロシア軍敗北は演出、クリミア橋爆破は「核兵器使用のため」だった! プーチンの謀略で“欧州経済崩壊&NATO分裂”へ(ジェームズ斉藤)
ジェームズ しかも、戦闘行為よりもテロのほうが目立つ。こんなおかしな戦争を私はほかに知りませんよ。イランやアフガンでの戦いは本当に戦場でしたよ。しかし、ウクライナで起こっていることはなにか中途半端なんですよ。
であるのに、日本の某ロシア軍専門家や元自衛隊幹部の方々は真面目に「もはやロシア軍は終わった」と議論しています。しかし、プーチンのロシアに関しては軍事の視点自体が着眼点としては間違っています。指導者が工作員上がりであれば、こちらも諜報の観点で分析しなければなりません。
──言われてみると情報戦ですよね、ウクライナ戦争って最初から。
ジェームズ その観点がとても大事になってきます。
そして、その観点でノルドストリーム爆破事件を見ると、アメリカがやったというのはありえないんです。そもそもの話なのですが、アメリカが本当に関与していたという証拠が出たらどうなると思いますか? 米露の直接戦争になってしまいかねない話なんですよ。多くの人たちがネイビー・シールズを投入したとか言っていますが、そんなことをするわけがないんですよ。
基本的に皆さんがわかっていないのは、特殊作戦の場合、最初に考えておかなければいけないこととして「見つかった時にどうするか?」なのです。それを考えるとノルドストリームに米国がかかわる可能性は極めて低いです。リスクがデカ過ぎるんです。
しかし、その一方で、ロシアの場合は陰謀に関わって、それがもしも発覚しても「ロシアだから仕方ないか」となるんです(苦笑)。
──「ロシアだからしょうがないか」で終わるんですか!?
ジェームズ 終わるんです。世界の世論がロシアだから仕方ないかとなってしまうんです(苦笑)。実際、ウクライナ戦争だって侵攻しないとずっと言われてて、侵攻した瞬間「やっぱりロシアだ」となったはずですよ。
──なりましたね。当たり前に受け入れてしまいました(笑)。
ジェームズ ある意味、それがロシアの強みになっているんです。だから、ウクライナ戦争も世界が非難していますが、やはり「ロシアだから仕方がない」という諦めモードでダラダラと続いているんです。
しかし、これをアメリカがやってしまうとダメなんです。アメリカが逆に悪者になってしまいます。ですから、いまのアメリカの戦略はとても単純です。それは徹底して戦争に関与しない、ということです。世界各地で放置プレイをしているのはそのためです。そうするとどういうことが行われるかというと現地の人が戦わないといけなくなるんです。
よって、ウクライナも放置プレイで米軍がいないんです。何がウクライナに渡っているのかというと武器であってアメリカ軍は行っていない。ウクライナの軍事顧問にCIAが紛れ込んでいる可能性はありますけど、それは戦場じゃないですからね。ウクライナの大統領府などに紛れ込んでいるのは世界もわかっているのであまり驚きがない。しかし、ノルドストリームの破壊にアメリカが関わっていたという決定的な証拠が出たらこれはもうアウトです。それを防ぐためにも基本は放置プレイです。リスクが大き過ぎるので。同じ悪さをしてもあまりお咎めを受けないロシアと戦うのはそういう意味でも難しいのです。
──ある意味、最強の国家ですね、ロシアは。そのロシアがクリミア橋もやったんですね。で、さっきの話に戻りますが、あの画像はどういう意味なんですか? 爆発した時の泡ってことですか?
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2024.10.02 20:00心霊ロシア軍敗北は演出、クリミア橋爆破は「核兵器使用のため」だった! プーチンの謀略で“欧州経済崩壊&NATO分裂”へ(ジェームズ斉藤)のページです。ロシア、核兵器、ウラジミール・プーチン大統領、ウクライナ侵攻、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで