森の中を歩くビッグフットの最新映像! 海外で大注目、本物か?
北米大陸の山林に出没すると言われている獣人型UMA※1、ビッグフット※2。昔からビッグフットと思しき謎の生物の姿を捉えた動画は撮影されてきたが、ここ最近は特に報告例が相次いでいる。中には普通の人間やクマの誤認と思われるケースもあるが、中にはどうにも説明のつかないものもある。先日もネット上にビッグフットを捉えた?とされる動画が登場して話題になっている。
※1 UMA(ユーマ、Unindentified Mysterious Animal)とは未確認生物を意味する和製英語。未確認生物とは何世紀にもわたって語り継がれてきた物語や伝説に登場したり、また、今日でも目撃例があるが実在が確認されていない生物のことだとされている。物語、伝説、噂話などで語られる生物であるため、科学的な対象ではなく、“オカルト”に分類される。英語圏で、未確認生物はCryptid (クリプティッド)と呼ばれ、これを研究する学問はCryptozoology(クリプトズーロジー、暗号生物学)と呼ばれるのが一般的。
※2 ビッグフットとは森の中を歩き回る大きくて毛むくじゃらの大型類人猿のような未確認生物。一般的に身長2~3m、体重200~350kgの巨体で怪力、直立二足歩行をしているとされ、カナダやアメリカの民間伝承では「サスカッチ」とも呼ばれる。その姿は大型化したゴリラやチンパンジーのようにも見える。これによく似た未確認生物にヒマラヤの「イエティ」、オーストラリアの「ヨウィー」、そしてシベリアの「チュチュニア」などが報告されているが、それぞれの関係性は不明。
問題の映像には「森の中を歩く二足歩行のヒト科らしき生物」の姿が確かに捉えられている。この動画は11月14日にYouTubeチャンネル「NvTv」にアップロードされたもので、投稿者は猟師だそう。正確な撮影日時や場所は明らかにされていないが、男性は次の狩猟シーズンに備えて森林地域を訪れていたところ遠くで「何かが歩いている」のに気づいたという。そこで背の高い草に紛れて生物に接近、その生物が森の奥へ歩いていく様子が見えたため、草むらから出てスマートフォンで撮影することに成功したそうだ。
動画には確かに、大きな黒い生物が森の中を歩く様子と、大きな枝などがその重みで折れる音が収録されており、単なる合成などではない事は確かだという。猟師の男性は怯えながらも、ビッグフットと思われるものを追いかけようとしたが、その生物の歩みは思った以上に速く、すぐに荒野へ消えてしまったそうだ。
目撃された時間や場所の情報が不足していることから、映像に映っているものの正体は着ぐるみなどでビッグフットに扮した人間に過ぎず、手の込んだデマである可能性もあるという。しかし男性は若い頃にもビッグフットを目撃した事があり、その時はもっと近くで確認したため、今回の生物も熊や人のいたずらではないと判断したとのこと。
もしこの映像が本物のビッグフットを撮影したものであった場合、目撃者がビッグフットらしき生物に接近する事に成功したという点で、こういった映像の中ではかなり貴重なもののひとつになるという話もある。
果たして、この動画に映っているものは何なのか。皆さんも動画をみて考えてみてほしい。
参考:「Coast to Coast AM」、「Unexplained Mysteries」、ほか
【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】
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